日記帳

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母校剣道部が来寺。

2015年5月24日(土)、今日は住職と私の母校、R谷大学剣道部が京都から来寺。

福岡では毎年この時期、2日間にわたって『西日本学生剣道大会』という、
九州・四国・関西・東海・北信越の大学が一同に介し、西日本一を争う伝統の大会が行われます。IMG_5800その大会でR大学剣道部は、私が生まれるより遙か昔、40年以上も前からこのお寺を「前線基地」として宿泊。
会場である千代町の市民体育館へ向かっていました。[ 現在はホテル宿泊になりましたが ]

住職も私も、この大学剣道部のOBです。
その中で毎年大会初日の土曜日には、お寺に監督・学生・父兄・OBが集まっての大宴会。
九州各地からOB諸先輩方も来られ、総勢50名の大変賑やかな夜となりました。

今年は男子が久しぶりの大会ベスト16(全111校出場)、
女子は今大会3位入賞!(全99校出場)。
女子に関しては過去5年間で3度目の3位入賞。本当に素晴らしい結果でした。

大学を卒業して十数年が経ちますが、いくつになっても母校を応援するというのは良いものですね。

ちなみに私自身、高校時代は最後の夏の大会でも「補欠」で終わってしまいましたが、
R谷大学へ進学後は、大学2回生時にレギュラーに入れていただき、
団体で2度の全日本学生選手権に出場させてもらいました。

今でも忘れられないのは大学2回生時、絶不調で迎えた初めての全日本。
自分の不調とは対照的にチームは快進撃を続け、ついには創部以来初の準決勝進出。
その時、全日本準決勝の檜舞台で喫してしまった私の二本負けにより近●大に本数負け。
その後近●大は国●舘大を破り、初優勝を遂げたのでした、、。
・・・あの敗戦が今でもトラウマとして胸に深く刻まれているのですが、、
でも、本当に素晴らしい先輩方、同期や後輩達に囲まれて一緒に素晴らしい経験を
積ませてもらったことは、今でも本当に夢のような体験でした。

この西日本大会でも自身ベスト8,ベスト16と成績をおさめることが出来ましたが、
自分自身にとっては本当に苦しく、厳しい時代でもありました。

剣道部を引退後は、剣道の「け」の字も聞きたくないくらい、燃え尽き症候群と自己嫌悪の日々でしたが、
最近になってようやくあの当時の自分と向き合えるようになり、当時の自分を肯定できるようにもなってきました。

日曜日は、久々に会場に脚を運び、後輩達の試合、そして女子の表彰式を見届けながら、
当時の厳しい稽古や数々の試合の思い出、、、色んなものが蘇ってきました。

あの当時の苦しく、厳しい経験があったからこそ、
今の自分があるんだなと、今日は試合を見守りながら様々なこと考えさせられました。