浄土真宗本願寺派 松光山 西林寺

西林寺慶讃法要 ④ – 第一日目法要 –

西林寺慶讃法要 初日午後の部

2019年11月2日(土)pm1:10−

一生忘れることのない、真っ青な秋晴れの中、
法要を前に那珂組ご法中をはじめ、有縁の法類方とともに記念撮影。

親子三代で、こうして写真におさまることも本当に有り難いことです。

今度は讃嘆衆(雅楽の楽人)の皆さんと。
那珂組の白鵠会の皆さん、いつもお世話になっている諸先輩方、
そして全国から駆け付けてくれた勤式時代の同期・後輩で結成する“仏教交流チームJSR”のみんなと。

献灯・献華・献香

pm1:20、法要開始10分前、

法要を前に伝供(でんぐ)を行いますー

伝供(でんぐ)とは、法要前に
灯明・お華・お香を順次尊前で手渡して最後のお荘厳を整えること

『 献 華(けんか)』

『 献 香 』。お香は新坊守がお供えします

その間、参道にはご法中方が「庭儀」のためにご整列。

西林寺 慶讃法要、始まりますー

pm1:30ー 喚鐘を合図に、

松光山 西林寺『親鸞聖人七五〇回 大遠忌法要』並びに、
『第十六世住職・坊守継職法要』が始まりますー

「 庭 儀 」

「庭儀」とは、法要・儀式に際して、導師および諸僧が
行列をなして向拝口、本堂から内陣へと入堂することをいいます。

雅楽の楽人先導のもと、諸僧入堂

内陣に出勤いただくご法中(僧侶のこと)34名、
讃嘆衆(雅楽の楽人)12名による大法要が始まりますー

長男の久遠も賦華籠・撤華籠(華籠という仏具を法要途中に導師へ運ぶ役)のお手伝いをしてくれました

法要第一日目は、『正信念仏偈作法 第三種』。

『 表白 』
表白とは、仏さまの御前でこの度の法要の趣旨や願意を知らせ、
阿弥陀さまへの敬いの気持ちを表して思いを申し告げることー

今回は西林寺における『親鸞聖人七五〇回大遠忌法要』と、
『第十六世住職・坊守継職法要』をおつとめするにあたっての『表白』です。

文語体で申し上げることが多い表白ですが、
お集まりいただいた皆さんにも伝わりやすいよう、あえて口語体でおこないましたー

『 表白 』より、
(中略)〜 前住職が西林寺へ入寺し四十八年、
このご縁によって 私がこの世にいのちをいただき、
有縁の皆さまからお育てをいただいて今、
西林寺住職の任を賜りますこと
大変不思議な思いがいたしますー

平成十三年四月に京都より帰山し、
十八年間、西林寺副住職として
法務に邁進して参りましたー

これまでにご門徒をはじめ、
諸先輩方から多くのことを学び、
たくさんのお育てをいただいて、
今日のこの日を迎えることとなりましたー

目を閉じれば、
お浄土へ還られたお同行方の
懐かしいお顔が次々と浮かんで参りますー

…今日のこの日は、
阿弥陀如来をはじめとする
様々な方々のお導きによるものと 深く感謝致します

しかしながら、自らを省みますと
釈 義修 甚だ浅学非才にして
その力は十分でありませんが、
これから住職として、
愛山護法の思いを懐にいただき
歴代の住職・坊守の思いを受け継ぎ、
我が身、我が心を西林寺の護持発展に捧げ、
必ずや 自信教人信の大業を全うしたいと思いますー

(西林寺慶讃法要『表白』)

感謝と歓びの思いで、、
ただただ涙が溢れてきました。

…涙で、正信偈がうまく読めませんでしたが、、

本当に有り難いおつとめでしたー

法要を終えて、記念式典。

那珂組 組長 一心寺ご住職より、

とても心のこもった、有り難いご祝辞を頂戴しました

そして、法要実行委員長であり、
西林寺門信徒会 会長 佐保秀次氏よりごあいさつ。

佐保さんには、西林寺門徒総代 責任役員として
長年ご尽力をいただきました。
この度の法要を最後に責任役員を辞されることとなり、
これが門徒総代として最後のごあいさつでした。

今後、西林寺門徒会会長は、
法要実行副委員長の山田大作氏に受け継がれてまいります。

記念法話

pm2:15、記念法話をいただきますー

御講師は、早良組 徳常寺住職 紫藤 常昭 師

とても心に響く、
有り難いご法話でしたー

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