浄土真宗本願寺派 松光山 西林寺

掌にあわせて、心も洗いましょう

新型コロナウィルスが世界中で猛威をふるい、
様々な情報が錯綜する中、
福岡市仏教会(担当:浄土真宗本願寺派 那珂組)として
少しでもお釈迦さまのみ教えを発信できればと、
縮小や中止が相次ぐ『お釈迦さまのお誕生日』=『花まつり』にあわせて
ポスターを製作しました。

デザインは、西林寺のポスターやリーフレット、
CNLフライヤーデザインを手掛けるNannyさん。

はなまつりの時期だけに、
『春=淡いピンク』でデザインしていただきました。

ポスター制作にあたってー

お釈迦様をはじめ今日に至るまでの間には数多くの先達方が、
災害・戦乱・飢饉・疫病 など、その時代その時代において
様々な困難に直面しては、人々と共に歩む姿勢をお示し下さいました。

今、社会問題として取り沙汰されている 物資不足や諍いや混乱の元凶が、
人間心理の根底に在る煩悩に由来していることを明らかにするのが、
他ならぬ仏法の大切な役割であると考えます。

今の世間において私共に課せられる命題とは何かを思う時、
掲示伝道もその一助となればと考え、
灌仏会に間に合わせる目的で急ぎポスターの製作を致しました。

「掌(てのひら)にあわせて」と表記しているのは、
手洗いのすすめを喚起するとともに、
「合掌」の意味合いも取れるようにと、思いを重ねています。

手を洗う際に、またお参りの際に、
わが身とわが心とを振り返りましょうという呼びかけですー

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ポスター制作にあたり、文言等を整えてくださったのは、
妙楽寺副住職の原田宗明氏、福岡市仏教会 会長、浄福寺住職の佐々木成明会長です。

皆さん、くれぐれも健康には留意をされつつ、
こんな時だからこそ、思いやりをもって、
手をあわせ、心を洗いたいですネ。

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