2021年2月15日(月)、南区桧原の浄福寺さまにて福岡市仏教会主催『涅槃会』の日でした。
昨年から私ども「浄土真宗本願寺派 那珂組」が当番宗をつとめさせていただき2年目となりました。
『涅槃会』とは、お釈迦さまがご入滅された日に勤められる法要のことです。
仏教ではお釈迦様が亡くなられた日のことを「入滅(にゅうめつ)」といいます。
お釈迦さまは29歳でご出家され、35歳で悟りを開かれて、以来45年間み教えを説かれ80歳でご入滅されました。
『涅槃(ねはん)』とは、仏教で『さとりの境地』を意味し、サンスクリット語では『ニルヴァーナ』といいます。
涅槃とは煩悩を吹き消した状態のこと。煩悩を捨てて、迷いを一切なくすという由来から「涅槃」という言葉でご入滅の事をいわれるようになりました。
pm2:00、涅槃会オンライン法要 開始
前回の成道会(お釈迦様がお悟りを開かれた日)同様、今回もコロナ禍を考慮し「無参詣法要」として、我々当番宗である「浄土真宗本願寺派」僧侶のみでお参りさせてもらいます。
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ただいまから涅槃会オンライン法要を開始します。
冒頭、三奉請、表白、重誓偈のおつとめ。
オンライン法話は、両徳寺 舟川智也 師
お勤め終了後、記念法話。
今回の御講師は、行橋市より京仲組 両徳寺住職 舟川智也氏。
講題は、『仏法を依り所とした人生を歩む』
ご経験に裏打ちされた、とてもわかりやすく、丁寧で有り難いご法話でした。
ちなみに舟川先生は、現在お坊さんYouTuberとしてもご活躍されています。
ご法話や仏事Q&Aなど、どれもとてもわかりやすいトピックとお話しで解説されています。
おススメです。
本来であれば、このあと福岡市仏教会各宗派の代表理事がお見えになられ、『福岡市仏教会 総会』を務めるところですが、今回は新型コロナウイルス感染予防に配慮し総会は中止となりました。
このコロナ禍において、様々な事がこれまで通りにはいきませんが、「せめてご法要だけでも」という謙虚なる志の中で、私たちにできる事を行っていきたいと思います。