2021年5月17日(月)から始まった、第二期 西林寺本堂耐震工事。
思っていた以上におおごと工事となっていますー
2021年5月26日(水)
本堂正面入り口上段部の土壁が全部取り払われ、外が見える状態に。
2021年5月28日(金)
枠のひとつひとつに筋交(すじかい)が入りました。
筋交とはー
「筋交」 や「筋違い」とも表記されるすじかいは、柱と柱の間に取り付ける補強材のことです。
筋交の歴史は古く、法隆寺や姫路城でも採用されていたそうです。
この筋交を固定することで、水平方向の力への強度が増し、暴風や地震などの揺れに対する耐久性を高めることができるのです。
近年まで「筋交」の設置は、その建物の設計者や施工者の判断に委ねられていたそうです。
調べてみると、西林寺本堂にはこの筋交が入っていませんでした。
ちなみに、阪神淡路大震災(1995)では、倒壊した木造住宅の多くが、筋交に関わる問題があったといわれ、
現在、筋交は耐震補強として欠かせないものになっています。
そんな筋交を各壁枠に施して、、
2021年6月5日(土)
少しずつ壁が塞がりはじめています。
表からみるとこのような形でー
第二期 西林寺耐震補強工事、その進捗状況は追ってお伝えいたします。
完成は7月23日頃とのこと。
当面は、本堂隣の「門信徒会館」が、仮本堂となります。
ご法事をご予定の皆様にはご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願い致します。