第二期 本堂耐震工事も次の段階へ。
各壁に筋交を入れ、補強し終えた壁は元通りに塗り直し作業へ。
次は、本堂正面部の傾きを元に戻すため、屋根正面の瓦を一部取り外す作業へ。
瓦を剥いではじめてわかったことですが、、
一部シロアリに食べられていました。。。
しかしながら、これはすでにシロアリが食べた後で、2年前にシロアリ駆除の消毒済み。問題はないとのこと。。。
こんなに間近で麒麟の彫刻をはじめてみました。。。
本堂正面の龍は一刀彫り。
しかしながらいつのまにか「目」が無くなっていることにはじめて気づきました。。。
・・・ということで、改修の最後には、龍の彫刻に「目」を入れる予定。
おそらくそれだけでも雰囲気が変わることでしょう。
本堂正面の雨どいも、年月を経てずいぶんと老朽化していました。
こちらの雨どいも化粧して新調することに。
前屋根を外して木の骨組み状態にしあらためて間近で見てみると・・・
西方沖地震の影響で、約3cmも本堂正面の繋ぎ目がはずれていました。。。
・・・見れば見るほど、色んなところが気になってきます。
屋根瓦もずいぶんと痛んでいました。
しかしながら、屋根改修まで行うと、再び莫大なお金がかかってしまうので、
こちらは応急処置と一部取り換えを加えながら、なんとか10年持たせまして(汗)、
最終的には本堂屋根瓦の大規模改修を行わなければなりません(頭が痛い。。。)
山門も建立して5年。今回初めて「洗い」をかけ、メンテナンス致します。
この日は総代さん方も工事の行方が気になり、様子を見に来ていただきました。
それにしても人の体と同じですね、、
調べれば調べるほど、新たな問題が次から次に出てきます(汗)
それでも、50年、100年後の西林寺を見据えた、大切な補修工事です。
7月下旬完成予定。お盆参りの際ぜひ本堂へお上がりいただき、ご家族でお参りください。