2024年2月29日(木)、昨年に引き続き、那珂組29ヶ寺の寺族・役員・ご門徒方をお迎えして『 門信徒のつどい 』が西林寺にて開催されました。
皆さんをお迎えする時間、お寺は土砂降りの雨。
この雨の中、総代さん方が駐車場整理をしてくださいました。
皆さん続々とお見えになりました。
午後1時、開会
那珂組29ヶ寺から総勢118名でのお参り。
コロナ以後、那珂組としてはフル開催となりました。
はじめに、東日本大震災から能登半島地震まで、自然災害で失われた多くの方々を悼み、法要をおつとめました。
出勤者は、那珂組組長さんをはじめ、各教化部の部長さん方。
今回参加できなかった部長さんの代わりとして、私も急遽出勤しました。
組長 あいさつ
午後1時45分、講話
ご講師は、福島市浪江町より、常福寺ご住職 廣畑恵順師。
震災から丸13年。福島の現状についてお話を伺いました。
当時被災された常福寺さまの本堂は、ようやく今年に入り図面が完成。これからいよいよ本堂の再建工事が始まっていくそうです。
常福寺さまだけにフォーカスしてみても、よくやくこれから再建の第一歩。
…復興どころか、まだまだこれからであるということをあたらめて知らされました。
第二部では落語会。
休憩を挟んだ後、ここからは落語会。
前説の一心寺さん。小噺が冴え渡ります(笑)
そして、落語家 林家染二さんが登場。
龍谷大学卒 昭和59年9月11日、林家染丸に入門して染吉、平成9年に三代目林家染二を襲名 平成10年・16年文化庁芸術祭優秀賞、平成17年大阪文化祭賞、平成16年上方お笑い大賞最優秀技能賞、平成20年5月第2回繁昌亭大賞受賞ほか ひとこと/滑稽噺と共に芝居噺、人情噺を得意とし、パワフルな高座で幅広い客層を集めている。上方落語界において、過去最短の芸歴で、文化庁芸術祭優秀賞を受賞、また、優秀賞を初めて2度受賞。染二という名跡で、師弟で上方お笑い大賞最優秀技能賞を受賞。又、平成10年市川猿之助歌舞伎ワークショップ猿之助賞・平成11年龍谷奨励賞(龍谷大学校友会)を受賞している。キャッチフレーズは「上方落語界の中村橋之助」。特技は日本舞踊。(『上方落語家名鑑』より)
よく通る声とテンポ良いスピード感、切れ味するどい噺に笑いの波が何度も訪れます。
そして最後は、ホロリと涙がこぼれてしまう人情噺であっというまの1時間でしたー
最後のごあいさつ
最後は副組長の光行寺さんがごあいさつ。
私自身、こうして四年間の那珂組執行部、副組長としてのお役目も無事に終了です。
今はただただ、ホッとしています。
終了後ー
最後は西林寺門徒スタッフのみなさんと、コーヒーとケーキでお疲れ会。
この日、西林寺法務員の榊さんは、2月29日、この日が最後の出勤日でした。
彼は3月から長野県のお寺へ住職として入寺することが決まりました。
西林寺門信徒を代表して、西林寺婦人会 調会長より花束の贈呈。
新天地での活躍を期待しています。
色んなことがあった一日も無事に終了です。