浄土真宗本願寺派 松光山 西林寺

西林寺はなまつり – お寺マルシェ12 ②

今年も快晴の中、無事にはなまつりが開催。
am11:00、どこからともなくあの鳴り物が鳴り始めましたー

ちんどん鈴乃屋 境内パフォーマンス

ちんどん鈴乃家さんが登場。

12年連続出演中の鈴乃家さん。今年新たに小さなちんどん屋さんふたり練り歩きながらデビュー。
花まつりのビラを配って練り歩きます!

写真左から2番目のリオちゃんは、小学校低学年の頃からちんどん屋さんとして参加してくれていて、もう中学生(!)
西林寺での芸歴7年になるとのこと!!すごいっ!もう立派なベテラン子役です!

…時の流れと歴史を感じました。

鈴乃家さんの魅力は、何といってもこの「笑顔」と確かな技術の「演奏」、そして周りを一瞬にして笑顔にする「華やかさ」です。

ドラえもんに扮したTiktokerのみるくえもんさんも釘付けです。タケコプターが可愛い。

鈴乃家さんU-15世代が加わったことで更に華やぎました。

老若男女、みんなが笑顔になってしまう鈴乃家さんのパフォーマンス!

リオちゃん頑張ってマス!

最後は南京玉すだれ〜〜〜〜!!!!

『 あおぞら法話 』

am11:30より、おあぞら法話の時間。はじめに、読経の時間です。

お寺に来られた方、お店の出展者、皆さんが一緒にお参りできるように、本堂へ上がってお参りするのではなく、私たちも一緒に境内から阿弥陀様の方へ向かってお参りします。三帰依文からの重誓偈。

まずは住職あいさつ。今月の掲示板に書いた、『 この世にあるものは一秒も止まってはいない。常に動く、変わる。これを無常というのだ。』を紹介。

手塚治虫の『ブッダ』より引用したお釈迦さまが仰る『無常』という言葉から、息子が進学で京都へ旅立っていったことの寂しさ、家族でずっと一緒にいられる時間は実は僅かであって、「常」というものは無かったんだという、、お釈迦様の『諸行無常』という言葉を、私なりに息子ロスの気持ちで味わせていただきました。(苦笑)

そして、『あおぞら法話』の時間です。
築上郡上毛町より浄覚寺の霍野 廣由師に御法話をいただきました。

霍野さんは御本山において、同じ『子ども若者ご縁づくり推進室』で一緒に活動をする法友であり同志です。元々自死・自殺や終末医療、高齢者福祉の活動に携わるとともに、寺院活動について研究。’17年には、NPO法人京都自死・自殺相談センター副代表を務め、現在、お寺の副住職を務める傍ら大阪・相愛大学の非常勤講師、また電力会社『テラエナジー』創設メンバーでもあられるなど、多分野においてご活躍の方です。

私自身、いつも良い刺激をいただいている方。

今年のあおぞら法話では、洗練された言葉でいのちの見つめ方・捉え方、ほとけさまのお話をわかりやすくお話してくださいました。
今年も若い方からご年配の方まで、幅広い世代が仏さまのお話を聞くご縁に遇っていただきました。

Asian Dance for Buddha by 愛和外語学院

pm12:30からは、『Asian Dance for Buddha by 愛和外語学院』

愛和外語学院の外国人留学生の皆さんによる、お釈迦さまに捧げる歌やダンスの時間。

トップバッターは、まだ来日してまもないミャンマー人の女の子3人組。
緊張した様子で、初々しく母国の伝統舞踊を披露してくれました。

二組目は、こちらも来日したばかりのネパール人学生。

素晴らしい表現力で、ネパールのダンスを披露!

感情表現豊かな踊りと独特なリズム、、
その国の文化を知るには、やはり歌や音楽が一番の近道ですね。

続いて3組目は。愛和外語学院の卒業生でネパール人シンガーのタニシャさん。ネパールの歌を披露。
日本でいうところの演歌や民謡の「こぶし」のような、ネパール特有の節回しが随所に。彼女の歌の世界にいつのまにか引き込まれていました。

最後は飛び入り参加、ウクライナのリディアさん

そして最後は、急遽飛び入り参加。ウクライナ避難民でアーティストのリディアさんによるベリーダンス。

ご本人たっての希望で、披露してくれました。

戦争に対する憤り、、内に秘める複雑な思い、感情がダンスの表現に随所に現れていました。

最後、愛和外語学院の皆さん全員集まってのご挨拶では、来日したばかりのロシア人学生も勇気を持ってステージ上がってくれました。

ミャンマー、ウクライナ、ロシア、、母国では今も内戦や戦争が続いています。
その中で様々な感情、葛藤を持って日本で生活をしている人々が身近にいます。そんな彼ら彼女らに寄り添って、少しでも心落ち着く、楽しい思い出を日本でつくってもらえたら、、

「 戦争を憎んで、人を憎まず。」

お釈迦様のもとでは、日本人や外国人とか、そんな区別や年齢、国籍、職業、、上も下もない世界ー

『 生きとし生けるものは、みな平等である 』という、お釈迦様の世界観を、この「はなまつり」で表現したい。
これからもできる限り、彼ら彼女らに寄り添っていけたらと思います。

はなまつり後半戦へ

さぁ、『はなまつり』もいよいよ後半戦です!

今年も九州高校吹奏楽部の演奏が始まります!

モバイルバージョンを終了