春のお彼岸
2025年3月20日(木)、
昨日はお彼岸のお中日。今年の彼岸は寒いですね。
それでも午後から明るい日差しが差し込み、ようやく春らしさ、お彼岸らしさを感じれる一日でした。
一日通して沢山の方がお墓参りにお寺に来られていました。
昨日限定で【ufu kitchen】さんのキッチンカーも登場。美味しいオムライスは全て完売していました。
お彼岸とは?
「お彼岸」は、春分・秋分の日である” お中日 ”から前後三日、計七日間がお彼岸です。
今年の春のお彼岸は、3月17日(月)~23日(日)迄です。
「お彼岸」とは、日本独自の習慣です。
「彼岸」とは文字通り” 彼の岸 ” (かのきし)。
私達が生きている迷いの世界『此岸 (しがん)』に対し、
阿弥陀さまの世界・お浄上の世界をあらわした言葉が『彼岸』です。
【仏説阿弥陀経】というお教典には、
『 これより西方、十万億の仏土を過ぎて世界有り、名けて極楽と曰う 』とあります。
阿弥陀仏の世界、お浄土(彼岸)を西の方角で表すようになりました。
春分・秋分の日は、昼と夜の長さが同じで太陽が真東から昇り、真西に沈みます。
先人の方々は、真西へ静かに沈みゆく夕日を見て、
お浄土を想い『彼岸』と呼ぶようになったのです。
私達は日々忙しい生活を送っています。
普段から手を合わせること、この私のいのちについて向き合うことさえ難しい毎日ですが、彼岸の時くらいは、お仏壇の前で、お墓参りで、亡き方を通して浄土を思い、お念仏申して「生きている」のではなく、「生かされている」ことに気づかされてお礼申し上げる、、。
私自身のいのちについて向き合う時でもあります。
この私の口からこぼれるお念仏は、『必ず救う、我に任せよ』という阿弥陀さまの呼び声でもあります。
阿弥陀さまのはたらきによってお浄土へ還(かえ)られたご先祖、故人を偲びつつ、この私が仏縁に出遇っていく、、、そんな仏縁が、この『お彼岸』です。
日々忙しい中にも心のリセット。お墓参りを通して仏縁に触れていただけたら有り難いです。
今後の予定:4月6日(日)『はなまつり – お寺マルシェ13』
お彼岸が終わると次なる行事は、来月4月6日(日)は、西林寺【 はなまつり-お寺マルシェ 】です。
朝10:00より16:00迄フリーマーケットが開催され、ユザーンのLIVEパフォーマンスや、九州高校吹奏楽部によるスプリングコンサート、お釈迦さまのお誕生にちなんだ「あおぞらご法話」、ちんどん鈴乃家さんのパフォーマンスなど、盛りだくさんの一日です。
スケジュール:
10:00 – お寺マルシェ開始
11:00 – ちんどん鈴乃屋 境内パフォーマンス
11:30 – おつとめ~ 住職あいさつ
11:40 – あおぞら法話[ 霍野廣由 師 ]
12:00 – G-star Kids ダンスby 福岡国際市民協会
12:30 – Asian Dance for Buddha by 愛和外語学院
13:00 – ウクライナ舞踊
13:30 – 九州高校 吹奏楽部
14:30 – ちんどん鈴乃屋 境内パフォーマンス
15:00 – U-zhaan+新井孝弘 北インド古典LIVE
16:00 – 終 了
たくさんの方にお越しいただけたらと思います!
4月14日(月)〜16日(水)『西林寺 永代経法要』
そして4月22〜25日は【西林寺 永代経法要】がつとまります。
ご講師は、早良組 徳勝寺住職 角道宏 師。
4月14日(月)昼1時半〜 ※昼席一座のみ:「仏説阿弥陀経」
4月15日(火)昼1時半〜 ※昼席一座のみ:「仏説阿弥陀経」
4月16日(水)朝10時半〜 /御斎/1時半〜 午前: 「正信偈」/午後:「仏説阿弥陀経」
初めての方も、どうぞ気軽にお参り下さい。
4月18日(金) 蔡忠浩『獰猛な愛の横顔』リリースツアー 福岡公演
日 程: 2025年4月18日(金)
会 場: 西林寺(福岡市博多区吉塚1丁目25-2)
時 間: 開場 18:00 / 開演 19:00
料 金: 前売 4,500円 / 当日 5,000円 / 中学生以下 2,000円 ※3歳以下無料
ぜひおいでください!