浄土真宗本願寺派 松光山 西林寺

ご本山にて研修会講師。

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2016年2月9日(火)、
京都ご本山にて開催された『第1回 仏青指導者研修会』のという一泊二日の研修会の中で、
お寺での活動事例報告・講師としてお話しさせていただくご縁を頂きました。
内容は『キャンドルナイトLIVEについて』、活動の紹介と事例報告でした。

昨年末にご本山から打診をいただき、『当日はお三方による事例発表を行っていただきます。』と。

① 山口教区活動報告
② 鹿児島教区活動報告
安武さん。

・・・なぜか私だけ固有名詞…(汗)

しかも大トリで、、
「仏青」などの組織に参加したことのない私にとって、どんな風に話をしていいものか、、
自分で本当に良いものか・・・ずっと悩みながら本番に至りました。

そもそもなぜ私なのか?私に期待されている役割は何なのか?と考える中で、
これまでとは全く異なった切り口、起爆剤的刺激の投下を求められているのでは?

・・・という考えに至り、

それならとMacを駆使して、プレゼン方式でCNLを様々な角度から紹介させてもらいました。
スクリーンに大きく映し出されるCNLの仲間達の顔、、。
みんなが背中を押してくれているようで、本当に心強かったです。

全国の指導的立場にある素晴らしい方々の前で、、
全員真っ黒の布袍を来た僧侶という、、私にとって初めての経験は、想像していた以上に緊張感があり、
ご本山についた途端、突然右耳がキーーンと聴こえなくなるというアクシデント(汗)、
質疑応答の際は半分がうまく聞こえないという、、これまでにないハプニングもありましたが(汗)、
・・・なんとか無事に終了。

最後に指導講師の先生から、『エクセレント』と仰っていただいた言葉が何よりでした。


最後の全体会・質疑応答では、『先程言い足りなかったことをお願いします』とマイクがまわってきたのでー

『私は今日ここに来るまで戦々恐々としながらご本山へ来ました。』と。

『なぜなら私達の伝統的世界は、出る杭は打たれる世界であり、
変わったことをすれば叩かれる世界でもあります。
でも、その中で私は危機感と問題意識を持って取り組んでいます。

先程の活動事例は、「これは自分だけのアイデアなんですよ」と自慢がしたいのではなく、
成功した事例やご縁は、同じ志のある方々とどんどんアイデアを共有し、
全体の活性化に貢献できればと思っていますー』と、率直にお話しさせてもらいました。

研修会終了後、事務室へ案内され
「子ども若者ご縁づくり」の推進室長さんからこんなお言葉を頂きました。

『先程、安武さんが ”出る杭は打たれる” と言われましたが、
この部署にそんなことを思う職員は誰一人いませんよ(笑)。
むしろ杭がでてきたらみんなで見てみよう、応援しようという仲間です(笑)』と。

周りを見渡すと職員さん方皆さんがニコニコとこちらを見ていらっしゃいました。

・・・なにか『そのままでいいんだよ』と仰る阿弥陀さまのひかりの中に包まれている様な、、
本当に温かく、有り難く、胸が熱くなるお言葉でした。

何はともあれ、無事に大役を務めさせていただき今はホッとしています。

翌日の朝までずっとキーーーンと鳴り続けていた右耳は、帰りの新幹線の中でウソのように消え去りました、、

・・・なんだったんだろう。
相当なストレスがかかっていたのかもしれません(苦笑)。

2月7日の剣道五段審査、9日の研修会講師と、今年に入って逃げ出したくなるような日々でしたが、
なんとか無事に結果を残すことができ、いまはただただ安堵の気持ちでいっぱいです。

今回のビッグチャレンジ2連戦。
逃げずに正面からぶつかって行けたことで、またひとつ成長できたのかなと思っています。

本当に、本当に、本当に良かったです、、。

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