浄土真宗本願寺派 松光山 西林寺

仏青・新春のつどい。

『 失敗したことのない人は、
新しいことにひとつも
挑戦しなかった人である
 』
アルバート・アインシュタイン(理論物理学者)

2017年2月3日(金)、福岡経堂において、
仏青・新春のつどい『若者があつまるお寺の作り方』という
面白いテーマをいただき、僭越ながら講師のご縁をいただきました。

当初は『10人くらいの集い』と伺っていたので少し気楽に行かせていただいのですが、、
当日は倍以上、県外からもわざわざ来ておられ、突然妙な緊張感に襲われましたが、

…なんとか無事に終えることがでした。

若手僧侶のみなさん、各お寺に関わる一般の若い方が中心の研修会でした。

プロジェクターで実際の写真を映し出しながら、
当山での「カンボジアの活動」〜「キャンドルナイトLIVE」の話を中心に、
一年間にわたる子ども若者へのご縁づくりの話。
またその活動に至る経緯や背景、
活動の趣旨に賛同し集まってくれた素晴らしい仲間たちのこと、
情報発信をどのように行っているか、
活動の継続によってお寺にどのような現象が生まれたかなどを、
具体例を挙げながらご紹介をさせていただきました。

ご縁をいただいて、改めて思ったことは、
それぞれのお寺さんで様々な想いはあっても、
実際にそれをどう実行に移して良いのかわからない、
…想いを形にすることの難しさを、切実に感じていらっしゃる方が多いということ。

その中において、私自身もまだまだ手探りで、発展途上の身の上ですが、
これまでの活動によって得た経験や情報、良かった事例を少しでも皆さんと共有できれば、と。

…そんな想いでお話しさせていただきました。

今、宗門が取り組んでいる子ども若者へのご縁づくり、
また、これまでお寺にご縁のなかった方々に、いかに仏様とのご縁に出遭っていただくか、、

私たちが取り組む問題に、マニュアルは存在しません

だからこそ、これからはお寺さん同士で情報の共有
得意不得意、向き不向きを認め合いながら相互扶助を行って行くー

お互いに歩み寄ることが必要』とは、宗門でもよく言われる言葉ですが、
実際には、歩み寄ってくれる人を待っている状態が今の現実だと思うのです。

そうではなく、まずはこちら側(私自身)が若い方へ、これまでご縁のなかった方へ、
あるいはお寺同士、歩み寄る姿勢を示すと言うことがこれから大事なことではないか、と。

言葉で語ることも大事ですが、自らがアクションを起こすことの大事さ、
そして無理しない程度に、出来ることを、継続して行うということ。

…一過性のもので終わらないことの大切さをお伝えさせていただきました。

最後に、研修会にご参加された皆さんと。

私自身、まだまだこのような場に立たせていただく身ではありません。
しかし、そのような中で貴重な経験をさせていただいた仏青副部長の金見さんはじめ、
スタッフの皆さま、本当にありがとうございました。

これからも危機感と問題意識を持って、失敗を恐れず、
今自分にできることを精一杯行っていきたいと、改めて思いました。

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