2017年10月3日(火)、
先週にひきつづき、今度はお隣のH小学校五年生が来寺。
今回は図画工作科授業の一環として、地元である西林寺を題材に、
絵に表わす授業、『じっと見つめて西林寺』を三週にわたって行うそうです。
今日はその第一週目。実際にお寺を訪れて、
西林寺がどんなお寺なのかを知る授業として、20分の講話をさせていただきました。
西林寺の歴史、お寺とはどんなところなのか?、
西林寺で行っている取り組みを例に挙げながら、お寺のめざす姿をお伝えしました。
お話しの後の質疑応答では、彼らのその質問力に驚かされました。
小学生でありがちな『この本堂、いくらですか?』的な質問はひとつもなく(笑)、
『西本願寺と大阪の顕如の石山本願寺は同じですか?』や、
『(欄間)の彫刻はなんの動物と花ですか?
どんな意味があるんですか?(A:唐獅子と牡丹)』など、
なかなか良い質問をたくさんいただきました。
そんな質疑応答を終えた後は、
西林寺の話を終えて、知ったこと、感じたことを踏まえて
どんな絵を描きたいを考える時間。
・・・各自、本堂や山門、鐘楼、お墓、会館・御内仏など、
それぞれに見て題材となりそうな絵を各自4つずつピックアップ。
学校へ帰った後、よく吟味して、
また16日、再度お寺へ来られて実際に描くそうです。
11月後半にはまた再びお越しになり、
みんなで完成した作品の鑑賞会を行い、
最後はまとめの講話をお願いします、とのこと(!)
…先生、お若くして本当にとてもアツイ方。
私も、何か少しでも地域の為にお役に立てるなら光栄です!