お寺のお墓側にある桜が今、見頃を迎えていますー
今日はお昼、娘と犬で、お花見をしました。
この時期になると、親鸞聖人の歌が心に響いてきますー
明日ありと 思う心の あだ桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは
親鸞聖人は9歳とき、京都の『青蓮院』でお得度をされました。
その時、もうすでに夜が更けていたことから慈鎮和尚より、
『夜ももう遅いから明日にしよう』と言われ、それに対して返された和歌です。
明日もまだ咲いていると思っている桜も、夜中に嵐が来て散ってしまうかもしれないー
…どれだけ元気であっても、明日までいのちがあると、誰が保証してくれるでしょう?
無常の風が吹く前に、一刻も早く得度をしていただきたいー
…そんなお気持ちが込められています。
誰も明日の事は分かりません。
この『今』を、一日一日を大切にしていきたいものですね。
夕方からは、臨時総代会ー
その後、総代さん方と客殿2Fでお花見会を行いましたー