2018年4月8日(日)、am10:00より始まった【西林寺はなまつり】。
参道から境内まで、たくさんの人で賑わう中、am10:30ー
倍音ケイイチ氏、圧巻のパフォーマンス!
今回飛び入り初参加してくださったアジアン雑貨や世界中の「なぞ楽器」を売るお店、
【SANUK】の倍音ケイイチさんがご自身のお店紹介を兼ね急遽ステージに登場。
商品でもある「なぞ楽器」を使い、10分間の実演パフォーマンス。
・・・実はこの方、すごい方なのです。
倍音ケイイチ [Byon Key]:
2001年、旅先で出会った口琴(こうきん)をオーストラリアで演奏し始める。
口琴(こうきん)、鼻笛(はなぶえ)、パチカなど、世界の「なぞ楽器」をループペダルでボイスパーカッションとミックスしたり、そのユニークなサウンドで話題を呼ぶ。
日本のみならず、オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパ各国、イスラエル、アジア各国などで独自に活動し、各地でフェスティバル参加やワークショップなどを行っている。
なぞ楽器が奏でる不思議な音の数々とそのクオリティ、、
素敵なリズムを刻むループペダルの妙に皆さんが釘付け(!)
わずか10分の演奏でしたが圧巻のパフォーマンスに
その後『あの口琴はどれ?』『鼻笛下さい』と、お客さんが殺到していました。
朝倉支援チャリティーYOGA
am11:00ー
門徒会館では、朝倉支援チャリティーYOGAがスタート。
西林寺テラYOGAでおなじみ ヨガインストラクターYuriサンと、
同じく佐賀・嬉野よりヨガインストラクター HitomiサンによるチャリティーYOGA。
朝日を浴びながら、気持ちよくYOGAが始まりました。
ここで頂いた参加料は、全額6月3日、朝倉へ直接Yuriさんが届けられるとのこと。
熊本支援から引き続き、本当にありがたいですー
ちんどん鈴乃家さん、今年も登場!
pm12:00ー
いよいよ、この方々の出番。
たくさんの人で賑わう境内に、
チンドンチンドン、太鼓の音が響いて来ますー
老若男女、みんな笑顔で釘付けになる鈴乃家さん。
外国人学生達もみな珍しそうにカメラを向けます(笑)
参道のお店から練り歩いて、お店やはなまつりを宣伝します。
元々ちんどん屋さんとは、人目を引く仮装をし、
鉦(かね)・太鼓・ラッパなどの楽器をちんちんどんどんと鳴らして、宣伝・広告をして歩く方ー
「ひろめや」と呼んだりもされるそうで、
イベントや商品、店舗などの宣伝を行う、まさに元祖日本の広告業請負人。
そんなちんどん屋さんを、アーティスティックでカラフルポップ、
オシャレに昇華された鈴乃家さんのパフォーマンス。
何度見ても楽しいし、何より老若男女、
みんなが笑顔でやさしい空気に包まれるのは「さすが!」の一言です。
・・・歌あり、芸あり、笑いあり、、
子どもからお年寄りまで、みんなが笑顔。
今年も華やかに、お釈迦さまのお誕生をお祝いしていただきました。
おつとめの時間 ー
pm0:40ー
鈴乃家さんに境内をあたためていただいたところで、あらためて皆さんにご挨拶。
西林寺はなまつりー
ここに至るまでの経緯をお話しさせていただいた後、
『おつとめ』の時間ですー
本来ならば皆さんに本堂に上がっていただき、お参りをさせていただくところですが、
境内で楽しんでいらっしゃる方へも、直接手を合わせるご縁、
仏縁に触れていただけたらと、本堂内でのおつとめではなく、
我々僧侶側が境内へ降りて『あおぞら読経』。
…これも沢山の方に仏教に触れていただく『ご縁づくり』です。
4月6日より西林寺へ法務員(西林寺のお坊さん)として入った大島は、
これが初めての、皆さんの前での読経。
まさか記念すべき西林寺での第一回目のご縁が本堂ではなく境内にて、、(汗)
…こんな経験から始まるのも珍しいですね(苦笑)
おつとめは、『敬礼文』〜『三帰依文』、そして『讃仏偈』のおつとめ。
「敬礼文」:
ナモタッサ バガバート アラハート サンマサンブッダサー
「三帰依文」:
ブッダーン サラナーン ガッチャーミ [ 南無帰依仏 ー 自ら仏に帰依し奉る ]
ダンマーン サラナーン ガッチャーミ [ 南無帰依法 ー 自ら法に帰依し奉る ]
サンガーン サラナーン ガッチャーミ [ 南無帰依僧 ー 自ら僧に帰依し奉る ]
三帰依文とは、お釈迦さまご在世の当時から「三帰依」、
すなわち仏・法・僧という三つの宝への帰依が誓われてきました。
三帰依は、われわれ仏教徒にとって、
仏教徒であるという証であり、合言葉でもあります。
日頃なかなかおつとめする機会はありませんが、
お釈迦さまのお誕生のご縁には、毎年「三帰依」からおまいりさせてもらっています。
舟川智也 師、あおぞらご法話
pm0:00ー
ここからは、御講師さんに『あおぞらご法話』をいただきますー
ご講師は、本願寺布教使、行橋市より両徳寺ご住職 舟川智也 師。
今年もご無理を言って、境内での【あおぞらご法話】をいただきました。
舟川先生には、大変ご無理な事をお願いしました。
本来であれば、本堂内でご法話という形が一般的だからです。
しかし、境内で賑わう皆さんが「靴を脱いで本堂に上がる」という事は、
これまでの経験上なかなか難しく、
逆にある年では、たくさんの方に本堂へお上がりいただくも、
今度は外のマルシェに人がいなくなってしまう、、
この行事に協力して下さっているお店の皆さんあっての「はなまつり」でもあります。
境内で出店されたすべての方々が “蚊帳の外”になってはいけません。
そんなことから毎年試行錯誤を重ねた末、
お寺に来られた方々全員が「仏法」に出遭っていただく、
しかもそれは強制的ではなく、ごく自然な形で耳を傾けていただけたらー
…そんなことから、この「あおぞらご法話」は生まれました。
今では、西林寺の『はなまつり』のスタイルとして確立しつつあります。
そして、来られている若い方々も、日頃仏縁の縁のない方でも、
気軽に仏法に触れて頂く、そんな大切な機会となっています。
舟川先生には、お釈迦さまお誕生の話から、
肝心要の阿弥陀さまのお話を大変分かり易くいただきました。
健康体操家、松田一郎氏 初登場。
pm0:30 –
ご法話をいただいた後はー
今年もこの方が登場。
一度そのキャラクターに触れると忘れられなくなる男。
CANDLE NIGHT LIVEでは、飲食ブースを取り仕切る「大将」として。
また『はなまつり』では、実家である志賀島【ショップヒロ】大人気名物
「さざえめし」をわずか30分で完売させ、すぐに帰ってしまう男、、
『はなまつりのツチノコ』と異名を持つこの方ー
健康体操家 松田一郎氏。
本職は社会福祉士であり、普段からご高齢の方へ認知症予防の体操を行い、
それだけではもの足らず、施設の体操に「笑い」と「認知症予防」を加えた「健康体操」を考案。
・・・「健康体操家」として2年連続ご出演。
まずは、スローな曲に合わせて上半身を伸ばすストレッチから。
そして痴呆予防の体操をリズムに乗せてー
不思議と老若男女、みんなが笑顔になります。
健康体操で店主不在のため、急遽店番をまかされた男。
表情豊か、何度みても飽きません。(笑)
みんなが笑顔になる松田一郎氏の健康体操。
楽しく体を動かしてもらえたようです。
今年も大盛況でした。
終了後、アトリエブラヴォさんからバッチのプレゼント(!)
本人もご満悦。(笑)
はなまつりもいよいよ後半へー
さらなる賑わいを増してきました
(つづく)