2016年11月14日(月)〜16日(水)より、西林寺報恩講法要 がつとまります。
【 西林寺報恩講 】:2016年11月14日(月)〜16日(水)
【 ご 講 師 】:紫藤 常昭 師(早良組 徳常寺住職)
14日(月)
昼の御座 13:30〜 (おつとめ「正信念仏偈」)
夜の御座 19:30〜(おつとめ「しんじんのうた」)
15日(火)
昼の御座 13:30〜 (おつとめ「初夜礼讃」)※ 那珂組白鵠会による雅楽法要
夜の御座 19:30〜(おつとめ「しんじんのうた」/御伝鈔拝読)
16日(水)
朝の御座 10:00〜(おつとめ「正信念仏偈」)
お斎(昼食をご用意しております)
昼の御座 13:30〜(おつとめ「正信念仏偈」)
「報恩講」とは、浄土真宗の宗祖・親鸞聖人のご遺徳を偲んで営まれる法要であり、
我々、浄土真宗門徒にとって一年で最も大切な法要です。
いわば親鸞聖人の「ご法事」にあたり、そのご恩に報いるつどいです。
親鸞聖人がご生涯を通してお示し下さった、
「すべての生きとし生けるものを救わずにはおれない」との阿弥陀さまのご本願を、
私自身が受け止めさせていただくという、浄土真宗で最も大切な法要です。
西林寺では、毎年法要二日目の11月15日(火)お昼の座には、
那珂組白鵠会のご法中による雅楽演奏のもと、賑々しく法要をおつとめしますー
世界最古のオーケストラともいわれる『雅楽』。
『雅楽』=『神社の音楽』と思われる方もいらっしゃると思いますが、
実は『雅楽』は、中国を源流とする音楽で、仏教とともに日本に伝わったといわれます。
ご本山 本願寺では、第12代宗主 准如(じゅんにょ)上人[1577~1630年]
の頃より法要で依用されるようになります。
以降、雅楽は本願寺にとって欠くことのできない音楽文化となり、
法要や結婚式・お葬儀などでも雅楽が奏されます。
普段滅多に雅楽に触れるご縁もないと思います。
このご縁に、ぜひその音色に、耳を傾けてみてください。
また、11月15日(火)夜の部では、ご法話の後、
本堂の灯りをすべて消し、蠟燭の灯りの中で『御伝鈔』の拝読を行います。
『御伝鈔』とは、親鸞聖人のご生涯を讃嘆するために覚如(かくにょ)上人が書かれたものー
『御絵伝』は、画で親鸞聖人のご生涯を讃嘆したものです。
本願寺派寺院では、この一番大切な行事『報恩講』にて、
『御絵伝』を余間にかけ、『御伝鈔』を拝読する、という形があります。
そんな特別なお荘厳の中で行う今年度最後の、一番大切な報恩講法要です。
どうぞ、どうぞ、お参り下さい。