日記帳

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浅草・東本願寺にて【法燈夜】開催。

2022年6月5日(日)、再び東京・浅草へ。

東本願寺派のご本山 東本願寺さまにおいてミャンマーの平和を願う【法燈夜(ほうとうないと)】が開催されました。

一日を通して約2,500名もの方がこられたそうです。

ライトアップは美しく、ご法要は厳かで幻想的。

マーケットは賑やかで、とても楽しい一日となりました。

今回の「法燈夜」において、東本願寺派の御門跡さまから「アドバイザー役」をご指名頂きましたが、実際には最初のとっかかりとして「ご縁つなぎ」だけさせて頂き、当日は【吉塚市場リトルアジアマーケット】を代表して、ひたすら『リトルアジアカレー』を売り続けました。(笑)

一日で270食を販売。売上はすべて博多・吉塚御堂のミャンマーからお迎えしたお釈迦さまの護持・運営費として、また、今後外国人支援として外国人食堂活動費に充てられます。

今回、境内に出店されているお店は98%ミャンマー関連のお店。

そこに集うミャンマー人の楽しそうな姿、そして、ミャンマーへ支援やビジネスで繋がる日本の方々、東本願寺さんのご門徒方や地域の方をはじめ、境内のあちこちで久々の再会を喜ぶ声が聞こえてきました。

また、それぞれのお店がもつ独自の支援先へお金を送るため、皆さん協力しあってお店運営をしているようでした。

個人的には、東京在住の親戚やCNLの仲間、カンボジアNGO時代の同志、その他友人・知人、たくさんの人と再会し、ゆっくり話をする事もできました。

ミャンマーに関わる人たちの楽しそうな姿をみて、…カンボジアが少し恋しくなりました、、。

今回、私は記録係として、今後の開催につながればと記録写真を撮りました。

素晴らしい踊りを見せてくれたパフォーマーの皆さんに大きな拍手が送られていました。

ライトアップされるお御堂

ミャンマーの皆さんたちは、今回東本願寺さんがこのようなご縁をつくられた事にとても感銘を受けていました。

浄土真宗東本願寺派僧侶の皆さんと、ミャンマー人僧侶が共に平和を願い、法要がつとめられたこと。

そして、ミャンマー人同士の交流の場となったこと、さらには、今回「出店料なし」という計らいに、その分も併せて母国へ支援金を送ることができた事。

最後に教団のトップである御門跡様から、一歩踏み込んだご発言でミャンマーの皆さんに寄り添い、メッセージを直接発せられたことに、

『このような(ミャンマー人の心に寄り添った)イベントは初めてでした』と、ミャンマーの皆さん、心を打たれた様子でした。

今回の法燈夜のフライヤーには、副題として、
『世の中安穏なれ、仏法ひろまれ ミャンマーの平和を願う』
と書かれていました。

今回の法要の意図として、『世のなか安穏なれ、仏法ひろまれ』という親鸞聖人のお心を体しつつ、ミャンマーの人々に寄り添い、真心を尽くして法要をおつとめし、奉仕の心を示したいという、御門跡さまの強いお気持ちを感じました。

ミャンマーの国への支援もさることながら、このような行事を行うことで様々な方に「ミャンマー」という国の実情を知ってもらうきっかけづくりになり、またミャンマー人同士、支援者同士の交流やコミュニティの活性化に繋がれたことと思います。

微力ながら、このような素晴らしいミャンマーの平和を願う「法燈夜」に関われて本当に光栄でした。

当日お越しになられた皆さん、イベントにご協力いただいた方々、本当にありがとうございました。