2023年12月31日(日)大晦日。
今年の大晦日は、おそらく初めて経験する横殴りの雨。
今年は鐘を撞く方も、お参りの方も、、さぞ少ないだろうなぁ、、と覚悟していましたが、、
深夜23:40、外へ出てみるとたくさんの方の長蛇の列。
新年が明ける15分前、鐘楼堂にて重誓偈のおつとめ。
その後、住職、前住職、法務員の榊と鐘を撞きはじめて『除夜の鐘』が鳴り始めました。
浄土真宗では「108」にこだわることなく鐘を撞くことが多いため、今年も来られた方全員に鐘を撞いてもらいました。今年の鐘は全部で159回。
お寺の鐘の音ー
皆さんが撞く鐘の音は、「仏さまの清らかな声」と「み教え」といただきます。
除夜の鐘を撞いて、これまでの罪の深さを自覚しながら、煩悩を振り捨てて、報恩感謝の穏やかな心で新しい一年を迎えるー
『数多くの煩悩を抱えている私』と自覚しながら、新しい気持ちをもって新年をお迎えする、、浄土真宗では大事にするところであります。
am0:00、1月1日『元旦会』
午前0時より本堂において、『元旦会』のおつとめがが始まりました。
『元旦会』とは、新年の始めにまず阿弥陀様へ御礼を申し上げる法要。
老若男女、お参りに来ていただき、本当にありがたかったです。
元旦会終了後、ベトナム仏教徒の皆さんがわざわざご挨拶に来てくれました。
彼ら彼女らは、吉塚御堂でみんなでお参りした後、西林寺へ来てくれました。
遠くは下関や佐賀から電車に乗って来れたそう。
ベトナムのスタイルで、仏様に手を合わされていました。本当に嬉しい限りです。
元旦会のお参り終了後、地元のメンバーで新年を祝いました。
とても嬉しく、ありがたく、賑やかな2024年の幕開けとなりました。
今年も変化を恐れず、困難な問題にも果敢に立ち向かっていく一年にしたと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。