2024年11月12日(火)〜14日(木)まで、3日間の『 報恩講 』が始まりました。
宗祖親鸞聖人のご遺徳を偲ぶ、浄土真宗で一番大切な法要です。
とっても過ごしやすい、心地いいお天気の中、法要が始まりました。
ご講師は願應寺前住職で大学剣道部の大先輩、中川清昭師。
『報恩講』とは、「恩に報いる集まり」という意味です。
宗祖親鸞聖人の御命日を縁とした、親鸞さまのご法事でもあります。
このご縁の中で、阿弥陀如来という仏様へのご恩、親鸞聖人のご恩、そして、これまで御教えを、今の時代にまで届けて下さった先生方や歴代住職、ご先祖、多く方々のご恩を味わいながら、仏様のお話を聞かせていただく三日間です。
法要中、向かって左余間には、親鸞聖人のご生涯が描かれた『御絵伝』をお掛けし、『御伝鈔』(※御絵伝から詞書きを抜き出したもの)を拝読します。
親鸞聖人のご苦労を偲ぶとともに、ご恩に感謝するというこの伝道方法は、江戸時代には各寺院に広まり、現在も各地で続けられています。このような方法で、人々は親鸞聖人のご生涯を知ることができたのです。
本日、西林寺報恩講二日目です
本日11月13日(水)は、13:30からの一座、
明日11月12日(木)は10:30/13:30の二座です。
明日14日午後からの最後の法要では、那珂組白鵠会から雅楽の楽人さんも来られ、賑々しく行います。
スポーツの秋、芸術の秋、お聴聞の秋。
晩秋の心地よい時期、仏さまのお話いかがでしょう?
ぜひお待ちしてます!