2024年11月6日(水)、今日は私自身、今年の集大成。
筑紫女学園大学『報恩講』全学礼拝で講師のご縁をいただきました。
自分に声を掛けて下さった意味を考えながら、1ヶ月間悩みに悩んで準備して。。
当日は学長さんをはじめ諸先生方、そして強制参加でないにも関わらず筑女の学生の皆さんが大講堂に600名ギッシリ集まって、、それは感動さえ覚える空間でした。
…ただ私は、その雰囲気に飲み込まれ無いようにしながら、久々に浮き足立つご縁でした。
毎回思うのですが、筑女は本当に「建学の精神」、浄土真宗の御教え、仏教の御教えが息づく学校ですね。
筑紫女学園の建学の精神とは、『親鸞聖人があきらかにされたブッダ(釈尊)の教え、すなわち浄土真宗の教えに基づく人間教育』。
学生の皆さんは、この4年間の学生生活の中で、各専門分野を学びながら、直接的にも、間接的にも浄土真宗のみ教え、仏教のみ教えに触れながら学生生活を送っています。
これまで「私が私が」と思っていた自己中心的な考えから、他者の存在をみとめ、たくさんの” おかげさま “の中でこの私が存在していることに気づかされていくー
「生きている」のではなく「生かされている」という視点で物事を捉えていく、そんな感性を養う学舎。
彼女たちは今後大学を卒業し社会へ出た時、目の前の社会課題(戦争や紛争、環境問題、差別、貧困、多様性、、)をどう捉えていくか?
きっとここで学んだ知識に+α、仏教的なものの見方、仏教的物事の捉え方がきっと活かされる日が来るんだろうなと思います。
今回のご縁では、仏教的ものごとの捉え方で社会課題を見つめた時、私にできることは何か?
自身の地元吉塚での取り組み、外国人との多文化共生の活動例を紹介しながらお話しさせていただきました。
久々に緊張した痺れるご縁でした。
私自身、筑紫女学園大学でお話しをさせていただくご縁はこれが最後となりました。
今年度の後期までで終了。あとは残すところ、今週末と12月の校外でのフィールドワークふたつとなります。
最後まで私自身も学生と共に学びたいと思います。