日記帳

日記帳

始まりは仏前結婚式から。

2017年1月7日(土)pm10:00ー
今年に入って2つのお葬儀が立て続けにありましたが、
今日からが通常の法務の始まりです。

今年の始まりは、『仏前結婚式』からですー

昨年11月末に突然、ご門徒である新婦さんからお電話をいただき、
『今度結婚することになりました。ついては、お父さんやおじいちゃん、
おばあちゃんが眠る西林寺において、”仏前式”をさせてもらえませんか?』とのことー

こんな光栄なことはありません。

準備期間はわずか1ヶ月でしたが(笑)、
お仕事の合間をみてやり取りをしながら、今日の準備をすすめてきました。

お母様手づくりの可愛いリングピロー。
ちなみに「リングピロー」とは、結婚指輪を置いておくためのクッション。
私が結婚した12年前にはリングピローなどはありませんでした。
…時代は進化していますね。

仏前式では、『指輪の交換』にプラス、
仏前式の特長でもある『お念珠の交換』を行うのですが、
新婦さんは、この『お念珠』にも大変こだわりを持っておられ、

『お念珠も一生使っていくものだからー』と、

京都中の仏具屋さんのカタログをつぶさに見られ、
時には直接京都へお電話のやり取りをしながら、
“こだわりお念珠”をこの日のためにあつらえました。

am10:50−
開式10分前、ご両家ご親族でお顔会わせ。まずはご両家紹介から。

am11:00−
行事鐘の鐘の音、雅楽の音色にのせて、新郎新婦入堂。



『重誓偈』のおつとめをさせていただいた後、

司婚のことば〜記念念珠の授与、

そして指輪の交換ー

その後、僭越ながらお祝いの祝辞とお取り次ぎをさせていただき、

式杯の儀〜恩徳讃(仏教賛歌)、退堂という流れで執り行いました。
厳かな中にも、お二人を祝福されるあたたかな笑顔に包まれた仏前結婚式でした。

『仏前結婚式』は、単に形だけの儀式ではありません 。

数多くある縁の中から結ばれたおふたりー

・・・親鸞聖人は、恵信尼さまとご結婚された時、
お互いのことを大変尊敬の念をもって、敬いあわれたといいます。

それは、恵信尼さまのお手紙の中で親鸞聖人のことを
『観音菩薩の化身』(聖人を観音さまの化身と思ってお仕えした)
とまで言われています。

それは一言で言えば、『敬愛』という言葉で表されます。
『敬愛』とは、ただ愛すのではなく、お互いを”敬い合い”愛すということー

我々、浄土真宗に生きる者としては、この『敬愛』ということがとても大事な事。

…しかし、私自身も実生活の中で、時にはケンカをしたりすることも多々あります。
その時にこそ、『敬愛』という言葉を大事にしなければいけませんね、、(苦笑)

今日は司婚を務めさせていただきながら、私自身も初心に帰らせてもらった思いです。



悲しい時も、うれしい時も、「敬愛」の心に満ちた夫婦生活、
人生を、阿弥陀如来さまの前で誓う式ですー

「仏前式」から始まる夫婦のカタチ。
なかなかいいものですよ。