日記帳

日記帳

『西林寺はなまつり – お寺マルシェ5 – 』①

2017年4月16日(日)、西林寺『はなまつり – お寺マルシェ5』当日ー

 

4月8日は、お釈迦さまのお誕生日。

 

今年もいよいよこの日がやって来ました。
今年はお釈迦さまのお誕生日から一週間遅れの16日に開催。

仏教ではお釈迦さまのお誕生の日を『 灌仏会(かんぶつえ)』や『 はなまつり 』といい、
4月8日の前後には各地のお寺で、大なり小なり、お釈迦さまの誕生のお祝いをしますー

近年、『クリスマス』はわかっていても、
『はなまつり』は日にちを知らないという方が多いと思います。

しかし驚くことに、江戸時代には
4月8日お釈迦さまのお誕生日の日は、役所は休日だったのです。
寺子屋も休校と、国民の祝日的な日であったようです。

現在でもお釈迦さまの国 インドでは、お誕生日の日は国民の休日なんだそうです。

そんな『はなまつり』を、4月8日には、
婦人会でささやかにバザーとぜんざいのお接待を行いました。

このご縁をもっとたくさんの方に、
特に若い方、小さなお子さん方にも触れてもらえたらーと、
4月上旬の日曜日、『西林寺はなまつり ー お寺マルシェ』と拡大し行い始めて5年目。

今日はお釈迦さまのお誕生を、 “楽しみながら”  ご縁に触れる一日ですー

 

今に伝えられるお釈迦さまのお誕生

 

今から2600年以上も昔、お釈迦さまはインド北部、
現ネパール・ルンビニーという地、カピラヴァストゥ(カピラ城)の
釈迦族の王子としてお生まれになりました。

当時の事を、現在でも様々な歓びと伝説でもって今に伝えられていますー

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お釈迦さまの母親であるマーヤ夫人は、出産のため里帰りの途中、
立ち寄られたルンビニ園の庭で無憂樹の花を手で折ろうとしたところ、
右脇の下からお釈迦さまがお生まれになったと言われています。

右脇」は、武力の象徴であり、「大切なものを抱える」ところ。

インドでは昔から王族などの高貴な方々は、
右腕や右脇から生まれた」と表現されることが多かったようです。


お釈迦さまは生まれてすぐに東西南北の四方に七歩ずつ歩まれて、
右手を天に、左手は地を指して、

天上天下唯我独尊(てんじょうてんげ ゆいがどくそん)』と仰られたといわれます。

この言葉は「自分が一番偉いんだ」と誤解されて使われることが多いのですが、

本来は、
天上天下広しといえども、どれ一つとして無駄ないのちなどない、
いのちは皆それぞれに、等しく尊いものであるーと仰られたのです。

・・・その時、九匹の龍が現れ、甘露の雨を降らせて産湯にしたー

そんな伝承に由来して、現在でも『はなまつり』にはこうして、
甘茶をかける』、『甘茶をいただく』という習慣が生まれましたー

 

一日のタイムスケジュール

10:00 – フリーマーケット開始
11:00 – ちんどん鈴乃屋 境内パフォーマンス(20〜30分)
11:40 – 本堂にておつとめ(10分)〜 副住職あいさつ(10分)
12:00 – 井上浄英 師 あおぞら法話(20分)
12:30 – 健康体操家 松田一郎 健康体操
14:30 – ちんどん鈴乃屋 境内パフォーマンス(20分)
15:00 – Uzhaan + 新井孝弘 インド古典アコースティックLIVE
16:30 – 終 了



【 物 販 】

・Port(インテリア雑貨)
・allon(観葉植物・インテリア)
・Fleur de lis(レザー小物)
・twinkle days(アクセサリー)
・おてらマーケット(衣類 雑貨 小物)
・もくもく堂(木彫り雑貨)
・アビー(服・小物)
・キャンドルナイト・ブース(CNL Tシャツ・雑貨アウトレット)
・はせがわ(ろうそく・お線香・仏具)

【 飲 食 】

・カンボジア料理屋シェムリアップ(カンボジアン レッドカレー)
・インド料理屋 ディプ・パレス(インドカレー・ナン)
・中華料理 旬(炒飯)
・poco a poco.(焼き菓子)
・Kichi–Kichi(竹炭珈琲・珈琲豆)
・forrest (おやつ)
・欧州パンと自家焙煎コーヒーのお店 ぺるる(パン・珈琲)
・吉塚商店街連合組合 ポップアップストア
・ショップヒロ(さざえ飯・わかめ)
・西林寺婦人会(駄菓子/おこわ/甘酒/西林寺からあげ)

【 ワークショップ・その他 】

・アトリエブラヴォ(ワークショップ・雑貨)
・〜書心舎〜 三四郎(書/詩)
・5115studio(点描画)
・癒やし処 晴れる屋(マッサージ)

 

マルシェを歩くー

今年の「お寺マルシェ」のお店も大充実。


地元の子ども達やママに大人気の焼き菓子屋さん【poco a poco】。


今回初出店していただいた吉塚の設計事務所兼インテリアショップ【allon】。
可愛い観葉植物がいっぱい。


同じく初出店、吉塚の【中華料理 旬】。
焼きちゃんぽんに焼き飯、飛ぶように売れていました。

6月再び馬出にOPEN予定のカンボジア料理屋【シェムリアップ】。
名物レッドカレーは午後過ぎには完売。


ヴィンテージ素材にこだわり、
女性的で繊細なハンドメイド・アクセサリーのお店【Twinkle days】。



珈琲豆を、竹炭で焙煎する行程から作り始め、
至極の一杯を提供してくれた、吉塚を代表するカフェ【Kichi__Kichi】。


今回初出店、インスピレーションで湧いた言葉や詩を書いてくれる【〜書心舎〜 三四郎】。


福岡市内で活動している木彫り作家 川部賢氏のお店【もくもく堂】。
すべてご自身で彫り上げるオールハンドメイド。


野上祥成氏の革小物店【Fleur de lis】。
イタリア最高級レザー・ブッテーロを惜しげもなく使ったアイテムの数々は価格以上のクオリティ。

今年から名前を革のキーホルダーに刻印できるワークショップも登場。

またこの日、タイムリーで驚いたことも(!)

去年、イタリア・ミラノサローネに出店中で不参加だった
吉塚のプロダクトデザイナー坂下和長氏のお店【PORT】。

はなまつりの最中、一通のメールがイタリアから届く。
…なんと、イタリアのデザイン賞「A’DESIGN AWARD & COMPETITION」において、
クリスタルの花器(↑)shallowsが金賞、ROW benchが銀賞をそれぞれ受賞したとのこと(!)

花器『shallows』は2015年ドイツのred dot awardに続いて二冠目。
今話題のGINZA SIXでは、shallows限定カラーも発売されるなど、
まさに吉塚から世界へ発信する注目のデザイナー。

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世界といえば、昨年フランス・パリでの個展も成功させた、
自立支援を目指すアート作家集団【アトリエブラヴォ】。

今年もグッズ販売と子ども達への缶バッチワークショップをご出店。

個性豊か、クオリティ高い福岡の人気作家さん方で構成された「お寺マーケット」チーム。
今年は2テントに7店舗がギュッと凝縮。

8K6A8501・Forrest(おやつ)
・fluffy(洋服・布小物)
・hanaco(小物)
・mimheart(ハンコ)
・SEED(雑貨)
・dolce
・chocolaがご出店。


ある意味異彩を放っていたのは、お仏壇のはせがわさん。(笑)
はなまつりのご縁にお墓参りに来られる方もいらっしゃることを想定し出店をご相談しました。

西林寺はなまつりでは初めてのことだったのでどうなるか気になっていましたが、
こういった形でのご出店は慣れていらっしゃるとのこと。
その中で今回のはなまつりは、いつもの3倍近くのお客様がありました、とのこと(!)
それは良かったです。来年はカジュアルな服装で来ていただくことをリクエストしました(笑)

今年から参加の吉塚のインド料理屋さん【ディプパレス】。
この日のためになんと(!)持ち出し用の「ナンを作る壺」まで購入されてのご出店(汗)

お釈迦さまの国、インドの料理を味わいながらの「はなまつり」。
今後もはなまつりになくなてならない存在となることでしょう。


西林寺婦人会ブースも大忙し。
不動の人気「西林寺から揚げ」はもちろんのこと、お赤飯に甘酒などのフードの他、
婦人会の皆さんの手作り小物や、初登場子ども達の駄菓子が大人気。

吉塚商店街の入り口にある【欧州パンと自家焙煎コーヒーのお店 ぺるる】。
ドイツやフランス、ベルギー、スイスなどヨーロッパ各国から直に輸入され、
ぺるるさんの工房で焼き上がったパンの数々。

疲れた時には【癒し処 晴れる屋】でひと休み。

吉塚商店街入り口にあり、音楽好きな大将。自分の好きなマイCDをお店に持参すれば、
日頃聴き慣れた大好きな音楽空間で、さらにリラックスしながらマッサージをしてくれます。

最後に、今年から出店していただけることになった【吉塚商店街ポップアップストア】。
「吉塚」といえばやっぱり「吉塚市場(吉塚商店街)」。

これから一緒に吉塚を盛り上げていきませんか?
とご相談に伺ったところ、商店街組合のU会長よりご快諾いただきました。

今回は、吉塚商店街から、
・上野生花店
・スイーツミミ
・グリーンハウス
・アビー
・矢野代志子行政書士事務所

の皆さん方がご出店。

 

はなまつり、もうひとつの想い。

今回の「はなまつり」の裏テーマとして、お寺を舞台に吉塚の新旧のお店が集い、
ここから新たな横の繋がりを再構築していけたら、、
そしてこの『吉塚』の町から、新しいカルチャーを発信していけたら、、そんな想いを抱いていました。

かつて人で溢れかえり、前に進めないくらい賑わっていた吉塚商店街も今は昔。
全盛期を知っている私たちにとっては、本当に寂しくなってしまいました。
お店の方の高齢化も進み、今、再開発の波も押し寄せてきています。
吉塚商店街自体が今、大きな分岐点に差し掛かっています。

そんな中、地元の私たちは、
ここの野菜やお肉・お魚や豆腐、天ぷらをいただいて、ここまで大きくならせてもらいました。

いつか、どこかのタイミングで商店街へ恩返しができたら、、そんなことを思っていました。

できることはごくごく限られていますが、
「はなまつり」のご縁に、地元に新しく根付いてきたお店の方々との新たな繋がり、
若いチカラとの融合で新しい「何か」が生まれていけばー

そんなことを願い、今年はこれまでになく
新旧の吉塚のお店に声かけをさせてもらいました。

商店街の皆さんからも、
『是非若い人のチカラを借りて、これから一緒に吉塚商店街を盛り上げていけたらー』

そんな言葉を仰っていただき、
最近では毎週火曜日の商店街定例会にもたまに顔を出させてもらってます。(笑)

 

お寺は、歓びも悲しみも分かち合う場所ー

今日はお釈迦さまのお誕日のご縁に、
お寺でたくさんの『出会い』と『交流』が生まれていました

『カルチャー』という言葉は、”耕す”という意味のラテン語、”Colere”が変化したものと言われています。
まさに今、吉塚の新旧のお店のご縁、新たな出会いが耕されようとしています。

これもある意味、「お釈迦さまのご縁」だからこそ、成せることなのかも知れません。

お寺は、お墓参りや先祖供養、お葬式をするところだけではありません。
一番には、仏さまのお話を聴く『聞法の道場』であるということ、これが一番ですが、
そしてそれと同時に亡き方を偲ぶ場所でもあります。しかし、それだけではないのです。

お寺は元来、地域交流の場や出会いの場、学びの場、娯楽の場でもありました。
仏法を通して、みんなで歓び、時には悲しみを共有し、共に学び、笑い、感動を分かち合うところです。

つまり、歓びも悲しみも分かち合う場所ー、それがお寺なのです。

・・・そんな想いとご縁の詰まった【はなまつり-お寺マルシェ 】。

境内を歩いていると、、
遠くからチンドン・チンドンと鳴り物の音が聞こえてきました、、


am11:00ー
今年もちんどん鈴乃家サンの登場です

(つづく)