昨年の11月の『西林寺慶讃法要』において、
CNLや一緒にカンボジアの活動する仲間であり、プロダクトデザイナーの坂下和長氏、
京都【直七法衣店】さんと共に『西林寺慶讃法要 記念輪袈裟』(非売品)を制作しました。
法要当日、お参りいただいたご法中、讃嘆衆の皆さんに記念品として。
【 ご縁 Dot 輪袈裟 】
今回「住職継職」を迎えられたことは、
これまでお世話になったたくさんの方のおかげでもありました。
そんなたくさんのご縁があって、今の私がここに存在しているー
その歓びと感謝の念を輪袈裟に落とし込み、
『ドット(円=縁)』で表現してもらいました。
ドットの一つ一つがご縁(人)であり、
隣り合うドットだけでなく全てどこかで繋がっている。
ドットには角がないため正面性がありません。
立場や関係性を上下分け隔てなく表現するに適したものー
それが『ドット(丸/円=縁)』である、という考えのもとにデザインされました。
この輪袈裟にあたって、一年前からじっくりと制作に費やし、
ドットの大きさも数パターンの中から検証して、ポップになりすぎず、
かといって地味になりすぎずの絶妙なバランスを探りながら一緒に創り上げていきました。
嬉しいことに、若院さん方はもちろんのことご年配の先輩方にも
「意外に派手ではないですね。つけやすい輪袈裟」とご好評をいただきました。
今回の輪袈裟制作にあたって、さらに嬉しいのは、
このご縁によって、これから坂下氏が【直七法衣店】さんの商品開発に携わることになりました(!)
彼なら歴史や伝統に裏付けされた、斬新で物語ある輪袈裟を創ってくれると思います。
新たな風を吹き込んでくれるの、楽しみにしてます!!!