12月8日(火)は、『成道会』の日でした。
成道とは、正式には「成仏得道」(悟りを開いて仏となる)といいます。
成道会は、お釈迦さまがお悟りを開かれた日を記念して行う法縁です。
この法縁を福岡市仏教会として、西林寺にて、
当番宗である「浄土真宗本願寺派 那珂組」でお参りさせてもらいました。
本来であれば、宗派を問わず、福岡市仏教会の檀信徒の皆さんと共にお参りさせてもらうのですが、今回はコロナ感染拡大を考慮し「無参詣法要」という形で行いました。
法要は当番宗の我々理事のみでつとめ、当日の模様はライブ配信にて行う初の試み。
配信20分前、入念な打ち合わせ。
コロナ禍において新しい生活様式に即応すべく、我々も試行錯誤の連続です。
pm2:00、成道会 厳修
pm2:00、成道会が始まります。
カメラに向けて開会のごあいさつ。
光明寺 伊藤真利理事によるご挨拶からー
喚鐘が鳴る中、諸僧入堂。
御導師は、福岡市仏教会 会長、浄福寺住職 佐々木成明師。
法要配信は妙楽寺 原田宗明理事が統括。
本日のおつとめは、
① 三奉請、
② 表 白、
③ 重誓偈、
④ 念 仏、
⑤ 回 向という形で行いました。
本堂にはお参りの方はどなたもいない不思議な空間。
それでも、初めてのオンライン法要といことでいつにない緊張感でした。
法要の模様はコチラからご覧いただけます。
これにて、福岡市仏教会の一年間の行事は終了しました。
今年は新型コロナウイルス感染拡大により、
法要・行事の中止やこのような無参詣法要のお勤めなど、
世の中の急激な変化に対応を迫られた一年でした。
そのような中でもたくさんの方のご理解とご協力をいただき、
こうして一年を務めさせていただくことができました事、あらためて御礼申し上げます。