おととい吉塚御堂の前を通ると、
ミャンマーのお坊さんとミャンマー人が集まって
読経を行なっていた。
昨日もミャンマー人25人が集まって軍事クーデターによる抗議活動で
亡くなられた方へ追悼法要を行なっていた。
みんな母国に残した家族や友人たちが心配で少しでもその不安や悲しみを共有したいんだと思う。
最近、ミャンマー僧のパンティーダさんは、よく門司の寺院から電車に乗って御堂へ来られている。とても陽気で気さく。カンボジアの法友とよく似ている。
吉塚の町が気に入っておられるようで、『できれば吉塚に住みたい!』と、冗談とも取れない様子で話している(苦笑)
パンティーダさんがお御堂に来られた時は、朝・昼・夕とパーリ語で勤行をされ、その後、訪れたミャンマー人達や時にベトナム人等の人生相談、日本での生活、心の不安など、親身になって話を聞いてあげている。
その姿勢には、本当に頭が下がる。
僧侶としてのあるべき姿、”生きた仏教”を間近で拝見し、自分自身が勉強になることばかりです。
…お御堂が単に観光スポット化、あるいは、メディア等でパワースポット化されるのでなく、外国人仏教徒に寄り添った、本当の意味での「心の支えになる場所」になっていってもらえたら。
自分自身も微力ながら、できることでサポートしていけたらと思います。