2021年5月17日より始まった第二期 西林寺本堂耐震工事。
先日7月3日(土)、本堂内の足場が遂になくなり、元の姿が少しずつ戻ってきました。
本堂内は、当初7月23日以降に引渡しの予定でしたが、週末ご法事が立て込んで入っていることもあり、予定よりも一週間早く、先に元の姿に戻ることになりそうです。現在急ピッチで作業が進んでいますー
一方、境内ではー
西方沖地震で前方に傾いていた本堂正面部を元に戻すため、屋根正面の瓦を一部取り外し、組み立て直す形で作業開始。
先日、本堂前方の柱をジャッキアップ!
ギシギシッと軋みながら元の位置へ戻していきます。
これによって、
当初最大で5cm、つなぎ目から外れていた骨組みが・・・
ピッタリとおさまりました!
前方正面のつなぎ目部分も・・・
キレイにピッタリと!!!!
修復作業を手掛けてくださるのは平安社寺建築さん。
宮大工さんの技術は本当にすごいですね。
現在は屋根の下地部分が塞がり、行程通り着々と復旧作業がすすんでいますー
また、老朽化していた本堂正面の雨どいはー
銅板で化粧して新調することになりました。
これだけでも正面の雰囲気が変わりそうです。
今後は山門に「洗い」をかけるメンテナンス作業も行い、7月いっぱいで完成です。
お参りに来られる皆様にはもう少しご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願い致します。