日記帳

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第二期 西林寺本堂耐震工事 進捗状況 ④

2021年5月17日より始まった第二期 西林寺本堂耐震工事もいよいよ終盤に差し掛かってきました。

2021年7月9日(土)、本堂内は足場が撤去された後、ものすごいスピード感で現場復帰の作業が進みました。

朝からお内陣の清掃作業。

今回の耐震工事は壁の中に「筋交い」を入れての補強工事なので、完成後本堂をご覧になっていただいても、ほとんどどこが変わったのか分からないかもしれません(苦笑)

しかしながら、これら壁の内部にはしっかりと筋交いが入り、耐震強度は格段に高まっています。

実際に目に見えてわかる、変わったところといえば、、2019年に本堂天井部に埋め込んだ白い冷暖房器具。
なんとなく機具の「白さ」に違和感があったのですが、塗装屋さんに頼んで黒に塗り、目立たなくしていただきました。

午後、いよいよご遷仏。

5月17日から門信徒会館の方へご遷仏されていた阿弥陀さまは再び本堂へ、

【はせがわ美術工芸】さんにお頼みし、およそ2ヶ月ぶりに本堂へお戻りいただきます。

阿弥陀さまのいらっしゃらない、本堂お内陣。
今後、このような姿も見ることはないでしょう。

阿弥陀さまの「光背」が先に取り付けられてー

無事、本堂へ戻られました。

7月9日(金)、当初の予定よりも2週間早く、本堂が元の姿に戻りました。

最後に、昨年婦人会の皆さんから寄贈していただいたお賽銭箱と一体型の焼香台へ、

【はせがわ美術工芸】さんに作っていただいた「下り藤」の紋を取り付けてー

本堂は元の姿に戻りました。

今後は7月いっぱいまで本堂屋根部分の復旧作業、そして山門メンテナンスが始まります。
まだあともう少し、お参りに来られた方にはご迷惑をおかけしますがどうぞよろしくお願いいたします。