日記帳

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お彼岸。

お彼岸とは、今は亡き人を偲ばせていただきながら、この私が仏縁にであっていく、仏法にであっていく大事な機会です。本来であれば、9月19日〜20日の二日間、西林寺の彼岸法要でした。

例年今頃はこの様な光景の中で、皆さんと一緒にお聴聞をさせていただくのですが、、

永代経法要法要に引き続き、コロナ禍における緊急事態宣言下で、やむを得ず法要を「中止」という形に致しました。本当に寂しいですね、、。
それでも、彼岸法要に関しては「無参詣法要」という形で、寺族関係者のみで二日間おつとめしました。

初日は寺族、西林寺総代、仏教婦人会三役のみでー

法要初日は、西林寺の門徒総代、そして仏教婦人会の三役のみお集まりいただき、内々で法要をつとめました。

総代さん方、婦人会の皆さんと声高らかに仏説阿弥陀経をお勤め。

法要終了後は、総代さん方、婦人会の三役さんと一緒に今後の西林寺諸行事の方向性を話し合いました。11月4〜6日には、浄土真宗で一番大事な法要『報恩講』が控えています。その中でどう、コロナと向き合っていくのかー

皆さんで一致したことは、今後再び『緊急事態宣言』が再発の際はやむをえず『中止』としますが、それ以外については『with コロナ』として、感染対策と創意工夫を行なった上で法要を行う、ということで全会一致しました。

本来であれば、コロナ禍において心に不安を感じるから今だからこそ『仏法を聴いていく』ということが大事なことのように思います。

今は集まること自体が難しい世の中ですが、緊急事態宣言が解除されたら、また徐々に寺院活動を再開していきたいと思います。ひとまず、来月10月13日(水)の西林寺婦人会までは中止とさせていただきます。

とても残念なことですが、また笑顔でお会いできる日を楽しみにしております。

(追伸:)
今年初めて西林寺彼岸法要にお越しいただく予定だった先生は、ご本山の研修会講師としてもご活躍される静岡・教覚寺副住職の南荘摂先生でした。
今回は残念ながら中止となってしまいましたが、また来年、彼岸法要にお越しいただくことになりましたので、その時はぜひお聴聞下さい。