日記帳

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『 第一期 境内石畳工事 』

2022年3月1日(火)から10日間に渡って行われた境内の第一期石畳工事が完了しました。

2022年3月4日(金)

いよいよここから工事が開始です。

コンクリートで舗装された参道掘削作業が完了し、両サイドに「縁石」を配置します。

その後、建築の基礎となる生コン(固まっていないコンクリート)を枠の中に流しこみ、土日の二日間寝かせることに。

2022年3月7日(月)

香川県 高松市庵治町の石材店で、自ら選んできた岡山県犬島の石。

いよいよ敷き詰め作業が始まりました。

数時間後、、

夕方5時には全部の石が敷き詰められました。

岡山県の犬島で産出されるこの石は、古くは大阪城の城壁や鎌倉・鶴岡八幡宮の鳥居、江戸城でも使用されており、近年では京都迎賓館などにも用いられている石だそうです。

なんだかお寺の雰囲気がグッと引き締まったかのようです。

2022年3月9日(水)

正面の参道ができた後、今度は山門から玄関までの道を整備します。

玄関・本玄関までの道に使う石は、たまたま廃棄されずに残っていた「軌道用敷石」を使用。

「軌道用敷石」とは、かつて路面電車が走っていた頃に「板石舗装」として使われていた花崗岩。

「軌道用敷石」は、堅硬かつ強靭な御影石で、年月を経たその石は角に丸みがあり、一枚一枚に独特なアジと存在感を放っています。

今はどこを探してもなかなか手に入れることが難しく(汗)、今回たまたま残っていた50枚を譲っていただいて、山門から玄関・本玄関と続く道のみ、使用することにしました。

形がそれぞれに違うのもまた歴史を感じて面白いです。

そして、仕上げに目尻を固めていく作業。

夜、境内のこれまでの雰囲気からあきらかに変化を感じました。

ついに第一期工事が完成。

2022年3月10日(木)、お彼岸前に第一期工事を終えました。

当初はコンクリートの山道でしたが、、

おかげさまで随分と雰囲気が変わったように感じます。

今回は西林寺ご門徒 M様のご懇志によって、石畳を寄進していただきました。

本玄関までの小道は4月中旬以降に第二期工事の中で石畳化する予定です。
ご寄付をいただきましたM様にも、そして西林寺のご門徒の皆様、西林寺にお墓がある方にも喜んでいただける境内の整備となりました。

M様、本当にありがとうございました。

次回はー

次回4月10日(日)のはなまつり後に、今度は一般道路から山門までの参道を整備予定です。

 

皆さんに気持ちよくお寺へお越しいただく環境整備を今後も行なってまいります。
皆さまどうぞお楽しみに。