日記帳

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西林寺婦人会定例会

2022年6月13日(月)、西林寺婦人会定例会の日。

今回のご講師は、福岡と大分の県境、築上郡上毛町から覚円寺副住職の霍野廣由師にお越しいただきました。

霍野先生は、相愛大学の非常勤講師でもあられ、自死・自殺や終末医療、高齢者福祉の活動に携わるとともに、寺院活動について熱心に研究されています。
経験による幅広い視野と多彩な活動の数々は、いつも学ぶところが多くあり、大変刺激をいただいてます。

現在霍野先生とは、ご本山で子ども・若者ご縁づくり推進委員として今季から同じ部署で活動を共にさせてもらってます。

そんなご講師の先生からのご法話はとてもわかりやすく、あっという間の一席でした。

『 必ず再び会う 』

先生は冒頭、御讃題にあげられたのは『拝読 浄土真宗のみ教え』の中から以下の一文でした。あ

「かならず再び会う」

先立った方々を思えば、在りし日の面影を懐かしく思うとともに、言いようのない寂しさを覚える。
親鸞聖人は、お弟子に宛てた手紙の中で仰せになる。

浄土にてかならずかならずまちまゐらせ候ふべし

再び会うことのできる世界がそこにある。
今ここで、同じ信心をいただき、ともに阿弥陀如来の救いにあずかっている。
だからこそ、かならず浄土に生まれて再び会える確かさを、今よろこぶことができる。
本願の教えに出あえた時、今ここで救われ、再び会うことのできる世界が恵まれる。

『拝読 浄土真宗のみ教え』本願寺出版社

「老・病・死」を乗り越えるー

決して逃れることができない「老・病・死」。
とはいえ、わかってはいてもアンチエイジングやサプリメントを飲んだりと、「老・病・死」を遠ざけよう、逃れようとするのが私たち。

どんなに逃げ回っても、「老・病・死」から捕まってしまうもの。
だからこそ、生きているうちにお念仏のご縁に遭い、ほとけさまのお話を聞いていくことが大事。
そこには「老・病・死」を乗り越える、豊かに生きるヒントがある、とお話しいただきました。

卓越したお話の構成力、わかりやすくて、そして有り難いご法話を聴かせていただきました。

西林寺婦人会 ご入会案内

毎月13日は、『西林寺婦人会 定例会』の日です。13時半よりお勤めを行い、ご法話をいただきます。
西林寺のご門徒でらっしゃなくても、入会(年会費3,000円)可能です。
毎月多種多様なご講師の先生方に、わかりやすいご法話をいただいています。
ぜひ気軽にお越しください!