日記帳

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西林寺 餅つき会。

2022年12月24日(土)、毎年恒例の西林寺餅つき会。

今年もたくさんの人で大賑わいの一日です。

阿弥陀さまへお正月のお供えとしてお餅をついています。

門徒総代長でもある山田大作さんをはじめ、山田家ご一族のご厚意で、
『ご門徒のみならず、地域の方、子ども達にも振る舞ってほしい』と、
毎年もち米や餅つき機など一式をご提供くださり、このような会をさせていただいてます。

餅つきの最終兵器!

今年は餅つきの秘密兵器が登場。
その名も『搗き(つき)太郎』!!。

水を必要とせず、わずか2分で高品質な餅に仕上げてしまうという、魔法の機械。

もちろん臼でつくことも行いますが、皆さんへお持ち帰り用のお餅は機械で、皆さんに振る舞うお餅は人間の手で。

そして業務用持ち切り機も登場。これもまたスゴい!

人間の手と機械の二刀流。
これによって餅つきの”大変な労力”の大きな負担軽減となっています。

とはいえやっぱりお餅は、人の手のつきたてに勝るものはないですね。

お餅は『きなこ』、『あんこ』、そして鶏ガラから出汁をとった『博多しょうゆ餅』。,,,これが絶品です!
・・・榊氏、淀川長治みたい。

吉塚市場から河津会長、瀧野さんも遊びに来てくれました。

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燃えさかる薪木の下で、、定番の焼き芋づくり。

今回、私はテーマを持って餅つきに臨みました。
それは餅つきの「返し手」職人、山田義信さんに弟子入りし、返し手の技術を学ぶこと。

マンツーマンで、教えていただきましたが、やっぱり難しい。

両手の使い方、打ち手との間合いの取り方、掛け声、リズム、相手の息づかいと呼吸を読み取りながら、信頼関係の中で餅を整えていくー
・・・一人前になるにはあと5〜6年はかかりそう。

餅つきでのベテラン先輩方の”ふるまい”は、本当に『男』を感じます。その人の人生がにじみ出ているような気がします。

・・・私も早くそんな一人前の『男』になりたい、、(笑)
いつも先輩方に憧れています。

お寺にサンタがやってきた。

pm2:00、トゥクトゥクに乗ったサンタがやってきました。

『せっかくだから一緒に餅をつこう!』と彼を誘い、お寺でサンタが餅をつき、住職が返し手を担う。

まさにザ・カオス。(笑)
これぞ共生のまちづくり。

今日はベトナム仏教徒の子達も遊びに来てくれました。帰りはとても丁寧に本堂へお参りして帰って行かれました。

トゥクトゥクサンタ、餅を食べたあと、『クリスマスプレゼント』と、ご門徒のおじちゃん達にチオビタドリンクを配る。
「なんまんだぶ」と有り難くいただく。(笑)

ウクライナ避難民の方支援へ「納骨堂のお供物」。

餅つき終了後、ウクライナ支援の福島さんが来られ、これからトゥクトゥクサンタと共に、ウクライナ避難民の方へお菓子を届けにいくというー

・・・だったら、『ブディストからもウクライナの皆さんへプレゼント』と、納骨堂のお下がり物のお菓子やジュースを3箱託しました。

ちなみに、納骨堂の御供物のお菓子やジュース類は、このほか12月22日に福岡育児院さんへ直接届けてまいりました。

コロナで今年も大変な一年でしたが、ご門徒や地域に住む方々と共に、最後は笑顔で今年一年のすべての諸行事を終えました。

残すはいよいよ大晦日!
除夜の鐘は、どうぞどうぞお待ちしています!