日記帳

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西林寺 報恩講法要

2015年11月10〜12日、西林寺では報恩講法要がつとまりました。
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『報恩講』とは、九十年のご生涯をかけて私たちにお念仏のみ教えを明らかにし、
伝えてくださった親鸞聖人のご遺徳を偲ぶ、浄土真宗では一年で最も大切な法要です。
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法要初日、沢山の方にお参りいただきました。
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ご講師は、早良組一乗寺ご住職、泉谷芳英師。
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2015年11月11日(水)、法要二日目。
那珂組白鵠会のご法中にもご出勤いただき、雅楽による法要。賑々しくおつとめ致しました。
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法要二日目は、初日以上に沢山の方にお参りいただきました。
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西林寺の総代・お世話人さん方からは、
『今年は一年間を通じて、参ってきてくれる方が増えましたなぁ、、。』と嬉しいお言葉。
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法要二日目の夜のご法座ー8K6A3481近年、報恩講法要の夜の御座では、全国的にお参りの方が減少傾向にあるといわれています。
西林寺もしかりで、例年夜の御座は7名から多くて13名くらい。昼とは極端に雰囲気が変わります。

しかし今年は、一年を通して、夜の御座が28〜30名と倍以上に、、。
本当に有り難いことです。
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考えられる要因としては、今年から始めた一年間の行事と日程、
その法要の意味と写真を掲載した「リーフレット」の製作。
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納骨堂を含むお墓参りに来られた沢山の方が手に取って帰られ、
それによって、西林寺全体の行事をご家族の方々も把握していただいた事。
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これまでお家の代表の方にしか、おハガキでご案内されなかった法要を、
お参りに来られた全ての方に知ってもらうキッカケになったことではないかと。

現にご家族でお参りに来られた方もたくさんおられました。

また、今年の報恩講は、お若い方がホームページをご覧になられ、
わざわざ北九州から、飯塚からお聴聞に来られた方もいらっしゃいました。

『各お寺で、内輪でつとめる雰囲気のある法要が、誰でも来て良さそうだったので来ました』と。
・・・本当に有り難いことでした。

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法要二日目の夜には、電気を消して、蝋燭の明かりで『御伝鈔』の拝読。
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報恩講の際には右余間(向かって左余間)に
御絵伝』(ごえでん)が掛けられ『御伝鈔』を拝読します。

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『御伝鈔』は本願寺第三代宗主 覚如上人によって制作された親鸞聖人の伝記です。
親鸞聖人のご生涯を紐解いてゆく中にご遺徳を偲ばさせていただく読み物。
非常に格調高い文章ですが、その理解を助けてくれるのが、
絵によって描かれたこの『御絵伝』です。

『御絵伝』と『御伝鈔』は、昔はひとつの絵巻物でしたが、絵と書にわかれました。
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おつとめの後の休憩中、ご門徒方に余間にお上がりいただき、
実際に『御絵伝』をご覧頂きながら、これから拝読させていただく下巻の最後、
第六段/第七段をご説明。

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そしてご法話の最後に「御伝鈔」下巻の最後を拝読させて頂きました。

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今年も有り難く、無事に報恩講法要を三日間つとめさせていただきましたー

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