日記帳

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豊前市 問題提起学習会。

2024年6月19日(水)、豊前市人権センターが主催する問題提起学習会に呼んでいただき、多文化共生についてお話をさせてもらいました。

豊前市総合福祉センターへ到着すると、沢山の職員さんがご挨拶に来られ、開口一番『ご院家さんはどこの組?』、『私は〇〇寺の門徒です。』、『私は〇〇寺。』、『私は仏壮に入ってます。』、『ウチの坊守さんの里は〜』『最近は寺に参る人が少なくなりましてなぁ〜』などなど(汗)。

若い職員さんも『最近はお寺には行きませんが、結婚の際ご院家さんにもらったお念珠を使用してます』など(!)。

…いきなり”業界用語” 、「通」な言葉が飛び交い、さながらお寺の研修会の雰囲気です。

・・・豊前の地は、浄土真宗門徒が多い、土徳のある地とは伺っていましたが、こんなにもお寺との距離が近い方々が多いのかと。
言葉の節々からお念仏の薫りを感じ、お寺参りを大切にされている様子が伝わってきました。

当日は、近くの覚円寺の霍野さんや賢明寺の大江ご夫妻まで(!)
さらには「実家が吉塚で、知っている西林寺の住職さんが講師だったのできました!」と言われるかも(!)…とても心強く、あたたかな雰囲気でお話させてもらいました。

豊前市は、以前吉塚に住んでいたミャンマー人達も現在はこちらで多く働いていますし、外国人が非常に多く暮らしている地域。
吉塚と同じように外国人との共生についての社会課題を持っており、人権センターでの学習会テーマでも今は「多文化共生」に力を入れておられるとのこと。

これまでの吉塚での経験から何か少しでもアイデアやヒントを共有できればとお話させてもらいました。

私自身においても学ぶ事、考えさせられる事が多い豊前の一日でした。