2024年7月6日(土)、西日本短期大学の25名の学生さんがフィールドワークとして来寺。
お寺について、また吉塚で進める多文化共生のまちづくりについてお話しさせてもらいました。
学生さんの中には、ネパール、ベトナム、香港の方もいて、彼らが大切にしている宗教心について触れると、ひとりネパールの仏教徒だという女の子が嬉しそうに、頷きながら話を聞いてくれていました。
先日豊前市人権センターの職員さんからお礼状をいただいた際、『外国人が多くなってきたことは感じていても、その方の信仰心まで心をはせることはできなかった。心の安寧は大切なのに、声を上げることができていない彼らに、もっと声をあげられるような環境にしていくにはどうすればいいか考えさせられた」とありました。
仏教文化は違えど、同じお釈迦さまの御教えをいただく「仲間」として、お寺だからこそできる彼ら彼女らへのサポートは何ができるだろうか?・・・と、最近常々考えるテーマです。
これからも自分の中に問いを持ちつづけながら、自分にできることで彼ら、彼女らに寄り添えたらと思います。