今年も全力で駆け抜けたお盆参り。

ご門徒方おひとりおひとりと向き合い、短い時間ながらも会話を大切にしながら様々な気づきをいただく六日間。大変ではありましたが、本当に充実した日々でした。

ただ、交通渋滞などによって皆さんをお待たせしてしまったり、色々行き届かなかった点やご迷惑をおかけした点も多々あったかと思います。大変申し訳ありませんでした。

今年のお盆参りでうまくいかなかったことと真摯に向き合い、来年より良い盆参りができるよう改善していきたいと思います。

今年嬉しかったことー

さて、今年のお盆は私や寺族にとって嬉しいことがありました。

大学一年生になる長男がお盆参りデビューをしてくれました。

彼のリクエストで毎夜本堂やお内仏でお経の猛特訓。内心、とっても感動的で有り難い時間でした。

大学の講義（彼の大学は浄土真宗の宗門校）で「お経」を読む講義があることから、今回のデビューに至りました。
しかしながらお経をお勤めするのはまだまだぎこちありません。お参りさせていただいた門信徒の皆様には大変ご迷惑をおかけしたかもしれません。

私から彼に伝えたのは、『一生懸命、大きな声で精一杯お勤めをしてきて欲しい。そして終わった後、少しの時間でもお茶をいただきながら門徒さんとの会話を大切にしてきて欲しい』と。

どれだけのことができたかはわかりませんが、きっとご門徒の皆さんから様々なお育てを受け、感じとって帰ってきたと思います。
今後の事はさておき、まずは彼自身が仏縁に出遇い、真正面からそこに向き合ってくれたことが嬉しかったです。

今後もゆっくりと育てていきたいと思います。
息子がお参りさせていただいた西林寺 門信徒の皆さま、お育てをありがとうございました。