日記帳

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永代供養堂に『倶会一処』の文字が刻まれました

2024年8月8日(木)、永代供養堂工事の最後であり、一番重要な取り付け工事が始まりました。

正面に掲げる『倶会一処』の文字を取り付ける作業です。

取り付けていただいた方は、たまたま西林寺のご門徒さんでした(!)
先日お参りをさせていただいたばかり(笑)西林寺にご縁ある方に最後の仕上げを行っていただき、本当に有り難かったです。

取り付ける『倶会一処』の文字は、祖父で浄土真宗東本願寺派 浄満寺の前々住職 野上観成が書いた文字をトレースし、縦におこしました。

『 倶会一処 』とは、『仏説阿弥陀経』の中に出てくる言葉です。
「倶に一つの処で会う」と書き下します。一体どこで会うのか?・・・つまりそれはお浄土です。

同じ阿弥陀さまのお浄土で、また共に会わせていただくという意味。
仏教では阿弥陀仏に救われた人は死後、必ず阿弥陀さまの極楽浄土に生まれると説かれています。

つまり「またいずれ、お浄土で会いましょうね」の世界なのです。

この『倶会一処』の文字を、永代供養堂の真正面に掲げることにしました。

そして、ついに『倶会一処』の文字が正面に刻まれました。

文字を加工してくださったのは、福岡市仏教会でも大変お世話になった天台宗 節心院のご住職様に制作していただきました。
このご縁もまた本当に不思議で尊い仏縁でした。

これでついに完成です!

あとは、8月28日(火)に落成式を行い、御納骨の受付開始となります。
西林寺御門徒の皆様には大変お待たせをしておりますがもうしばらくお待ちください。