日記帳

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京都にて『仏共講座』に登壇致します。NEW!

7月24日(木)京都にて開催

今月7月24日(木)、京都にて【 アーユス仏教国際協力ネットワーク 】さん主催のトークイベントに登壇させて頂くことになりました。

カンボジアNGOで活動をし始めたころからずっと特別な存在だったアーユスさん。今回そのアーユスさんのイベントに関わらせていただけるのは本当に光栄です。

私自身が一番学びたく、様々な知見や経験を持たれた皆さんとお話できるのが本当に楽しみです。関西圏に住む皆さま、よかったらぜひぜひおいで下さい。

『 仏共講座 – お寺とNPOが多文化共生を考える – 』

▶︎ 日時:2025年7月24日 (木) 18:00〜21:30
▶︎ 会場:ソイコレ (京都市下京区桝屋町471-1)
*現地参加のみです。オンライン配信はありません
▶︎ 定員:20名(15/20 7月4日時点)
▶︎ 参加費:無料
*交流会の参加費は4,000円、現地でお支払いください
▶︎お申し込み
https://bukkyoukouza01.peatix.com

 プログラム:

18:00〜19:00 ゲストによる話題提供(各15分程度)
19:00〜20:00 トークセッション|対話
20:00〜21:30 交流会
*交流会は会場はそのままで軽食と飲み物(アルコール含む)をご用意いたします

主催:認定NPO法人 アーユス仏教国際協力ネットワーク|協力:TERA Energy株式会社

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いま、日本ではさまざまなルーツや文化をもつ人びとが、同じ地域で暮らしています。

けれどその一方で、慣れない土地で誰にも頼れず、社会のなかでひっそりと取り残されてしまうような人たちがいるのも現実です。

日本語が通じにくい中での病院や行政での手続き。文化や習慣の違いから生まれるすれ違い。
地域になじめず孤立してしまう外国ルーツの子どもたち。

さらには、ゴミ出しルールや近隣との関係に戸惑いながらも、声に出せないまま不安を抱える住民たち。
そうした「静かな分断」は、私たちの暮らしのすぐそばに潜んでいるかもしれません。

こうした現実に目を向け、「ちがい」を越えて出会い直す場をつくっている人たちもいます。

今回の仏共講座では、多文化共生の現場で実践を続けてきた3人のゲストをお招きします。

福岡・神戸・京都――

それぞれのまちで、文化や宗教、価値観の違いを越えて、人と人が出会いなおす挑戦が生まれています。

お寺と商店街、
難民と居場所、
メイドさんと仏教。

一見すると意外な組み合わせのようでいて、「誰もが大切にされる場所をつくりたい」という真摯な願いから始まっています。

異なる文化や背景をもつ人と、どう出会い、どう共に生きていくのか。そして私たちは、その輪の中でどのように関われるのか。

お寺はこれまでも、人びとが寄り合い、願いや祈りを重ねる場でした。
いま、少子高齢化と文化的多様性が進む社会のなかで、「お寺にできること」はどこにあるのでしょうか。

少しふしぎで、でもやさしい「つながりの物語」に耳をすませながら、“ともに生きる”ことについて静かに問い直す時間を、ご一緒しませんか。

ゲスト紹介:

安武 義修 (やすたけ よしのぶ)
西林寺 住職/福岡市

福岡市吉塚にある浄土真宗本願寺派・西林寺の住職。地元のシャッター商店街の衰退に危機感をもち、そこにアジアの移住者たちの暮らしと文化を融合させるプロジェクト「吉塚リトルアジアマーケット」を立ち上げる。商店街の中心に御堂を建て、テーラワーダ仏教の仏像を安置するなど、仏教的空間を多文化共生の象徴として再構築。宗教・文化の違いを超えた交流と「ともに生きる」場をつくる実践者。

坂西 卓郎 (さかにし たくろう)
PHD協会 事務局長/神戸市

アジア・太平洋地域で地域づくりに取り組む人々を日本に招き、1年間の生活研修を行う国際交流事業の中核を担う。PHD協会では単なる研修にとどまらず、異文化との“暮らしの中での出会い”を重視し、研修生を地域の家庭に受け入れるなど、生活の場での交流を大切にしている。また、神戸市内に立ち上げた「みんなの家」では、難民や留学生などが集い、安心して過ごせる“居場所”を提供。食事の提供、相談支援、一時的な住まいなどを通して、自立を支援し孤立を防ぐ活動を展開している。

池口 龍法 (いけぐち りゅうほう)
龍岸寺 住職/京都市

京都市下京区にある浄土宗・龍岸寺住職。「お寺こそ、日本人の信仰文化の拠点!」という信念のもと、伝統と現代文化を軽やかに融合させたユニークな活動を次々に展開。冥土喫茶の企画や、小型ドローンに仏像を載せて極楽からの来迎を表現する〈ドローン仏〉による法要、仏像・仏具のカプセルトイ(ガチャガチャ)など、その創造性に注目が集まっている。在日外国人や留学生との交流も重ねながら、「文化の違いを面白がること」から共生をはじめる実践を続けている。