日記帳

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熊本県立大学の皆さんが来寺

2025年7月14日(月)、午前に専門学校デザイン・アカデミーの学生さんが来寺されたあと、午後からは熊本県立大学の高埜先生と学生さん方が来寺。

吉塚市場リトルアジアマーケットのその後と、この地域における共生のまちづくりについてお話。
コロナ禍の5年前に再び賑わいを見せていた吉塚リトルアジアマーケットも今は昔。高齢化での相次ぐ閉店や、当時多文化共生を目指し、外国人と共に商店街を盛り上げていこうと頑張ってこられた中心メンバーの皆さんの相次ぐご往生によって、その方向性や考え方も随分と変わってきました。

その中にあっても、「共生」という理念は今もこの場所で息づいており、吉塚御堂でのベトナム・ミャンマーの仏教コミニティが生まれ、仏教交流が盛んになってきたこと。また、そこに日本人が関わり、支えていること。あるいは、アジアンプラザにて外国人ルーツの子ども達やその親御さんへの教育支援を続けるFIRAサンゴさんの活動など、吉塚における多文化共生活動は少しづつですが、着実に根付いているように感じます。

抱える問題は山ほどありますが、これからサンゴさんや地域の方とも協力体制を取りながら、楽しみながら、無理せず、継続しておこなっていきたい。
・・・そんな話をさせてもらいました。

熊本県立大学の皆さん、わざわざお越しいただきありがとうございました。