日記帳

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安穏LIVE – 全4日間の軌跡 –

2016年1月29日(金)〜2月1日(月)の4日間。
有志のお寺で集まり、「子ども若者ご縁づくり」の実践活動の一環として、

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子ども若者ご縁づくり推進委員会 presents
安穏LIVE〜お寺で音を楽しむ vol.1

ー 穏やかな気持ちで、つながり、寄り添い、楽しむ4日間 ー
出演|青谷明日香/BARON/zerokichi

を企画・開催しました。

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これから宗門の「大きなが流れ」となるであろう、新たにに提唱された『子ども・若者ご縁づくり』。
これを機縁として、その具体的な実践活動の一環として、福岡教区の有志のお寺さんに呼びかけ、
これまでに行ってきた東北震災支援「安穏交流プロジェクト」×「子ども若者ご縁づくり」の
共同プロジェクト、お寺 de チャリティーライブ・ツアーを企画させてもらいました。

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元々は、一心寺さまで「おてらんち」を行っている薬膳料理家 白垣寛子さんの発案と、
これまでに8年間、西林寺で行ってきた『キャンドルナイトLIVE』の経験とアイデア、
手法を宗門に還元できればと企画立案させていただきました。

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イベントは各主催寺院主導の元に行い、開演時には各寺院のご住職もしくは副住職さんにより、
趣旨や開催の経緯などお話をいただき、幅広い方にお寺での実践活動を知っていただくご縁にしたいと考えました。

ご門徒方はもちろん、子ども・若者、地域の方々など、これまでお寺にご縁がなかった方々に
イベントを通して仏様のお話をきいていただくご縁づくり、またお寺での活動(安穏交流プロジェクト)や
その想い、ご住職の人となりを知っていただく新たな機会を創出するものです。

その4日間の軌跡ですー

2016年1月29日(金)@養行寺(博多駅南)

 

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安穏LIVE初日 ー
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オープニング。森谷ご住職の、雅楽『笙』の音色で幕があけました。
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BARON[ヴォードビリアン、シンガーソングライター、役者]:
学生時代にオーストラリア・メルボルンで出会ったストリートミュージシャンや大道芸人、劇場のスタンダップコメディアンに魅せられて芸人を志す。上京後、様々なアーティストとの共演を経て現在のヴォードビルスタイルに。ウクレレにダービーハット、タップシューズを履き、東京を中心に全国各地、ときに海外でも活動中。
2014年夏カナダ・モントリオール「Voix de Ville」(優勝)2015年6月カナダ・モントリール フリンジフェスティバル 最優秀振り付け賞ノミネート
8K6A6673zerokichi[ゼロキチ]:
ウクレレを相棒に福岡を拠点としカフェやギャラリー、酒蔵、旅館、寺院などで活動中。ウクレレインストのソロ演奏はオリジナルからカバーまでウクレレ一本で季節や風景を音で描く。2014年よりギタリスト西村周平とのデュオCYLVAC(シルバック)での活動も開始。
またウクレカレーや火曜ウクレレ劇場などのイベントやミュージシャンのツアーサポートも手掛ける。8K6A6658
青谷明日香[あおやあすか]:
キーボードかついで街から街へ。旅する吟遊詩人。郷愁あふれる田舎の風景から、哀愁ただよう都会のビルの風景まで、様々な主人公の物語を歌い紡ぐ。笑いあり涙あり、じわじわと感情ゆさぶるステージで、じわじわと信望者を増やし続ける。FUJIROCK FESTIVAL に 2011 年、2012 年と2年連続出演。
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今回の企画から誕生したマスコットキャラクターをあしらった『ツアー手ぬぐい』。
ちなみにマスコットの頭は「本堂の屋根」、鼻は「お寺の鐘」、目は「月」をイメージ。
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限定100枚の手ぬぐいはご好評をいただき、この3日目でほぼSOLD OUTに。
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小さなお客さんはパパとお寺デート。
阿弥陀さまと向かい合い、パパと一緒に聞く音楽は、どんな音色だったでしょうー

2016年1月30日(土)@明覚寺(宮若市)

 

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翌日1月30日(土)、pm1:00〜宮若市の明覚寺さんにて。

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青谷明日香サンのやさしい歌声に包まれた本堂。
・・・涙を流しながら聴いていらっしゃる若い方も。
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子どもからお年寄りの方まで、沢山の笑顔で溢れていましたー
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2016年1月30日(土)@浄運寺(春日市)

 

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宮若市 明覚寺さんでライブ終了後、春日市の浄運寺さんへ移動。
夜から浄運寺さんでの安穏LIVEですー

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ロビーには『安穏交流プロジェクトの歩み』と題して、
これまで取り組んできた東北の子ども達ホームステイプロジェクトの写真が展示されていました。
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私の同志であり、黄檗宗の正受寺副住職さんもご家族でお越しいただいていました。
宗派を超えて共感していただき、本当に有り難いことでした。
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2016年1月31日(日)@寂静寺(那珂川町)

 

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那珂川町の寂静寺さん。オープニング、ご住職のごあいさつ。
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有志のお寺で取り組んでいる、東北の子ども達ホームステイ・プロジェクト
『安穏交流プロジェクト』と連動した今回。その活動の歩みを、冒頭に映像を通してご覧頂きました。
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たくさんの方にお集まり頂き、大盛況でした。

安穏LIVE「お寺で音を楽しむ vol.1」各会場、たくさんの方にお集まりいただき、感謝申し上げます!!!!お子さまから人生の先輩方に楽しんでいただけて何よりです♩こちらの動画は昨日のお昼に那珂川町の寂静寺さんで行われたLIVEです。 本日最終日です!!!!みなさま、お見逃しなくー▶︎2/1(月)福岡市中央区会場|浄土真宗本願寺派 福岡教堂(福岡市中央区黒門3-2)時間|開場19:00 開演19:30予約|西蓮寺 ☎︎0948-22-7737料金|2,000円(要1ドリンクオーダー)※高校生以下無料

子ども若者ご縁づくり 推進委員会 福岡さんの投稿 2016年1月31日

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2016年1月31日(日)@一心寺(志免町吉原)

 

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志免町の一心寺さん。
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ここから先は写真家 上田圭介さんによるお写真でー
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一心寺さんからサポートメンバーとして、まーと氏も加わりました。12593446_1044655185592813_32610638749650295_o
まーと:
歌い手兼打楽器奏者。19才の頃より地元福岡でシンガーとして活動開始。
99年渡米。Kevyn Lettauに師事しジャズ、ブラジリアンヴォーカルに傾倒していく。
一旦帰国後04年に再び渡米。Jerry Steinholtz、Randy Gloss等に師事し、世界中の打楽器を学ぶ。
福岡にて数々のミュージシャンをサポート。上京後紆余曲折を経て、Acoustic jam band 天草(tengusa)を結成。
それを機に拠点を伊豆に移す。現在MAKANA、nejimakiのメンバーとしても活動中。Fuji Rock 08、頂、山水人等数々の野外フェスティバルから日本中の小さなカフェまで津々浦々に音を届ける旅を続けている。
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子ども達も一緒に、大ハシャギ!12657343_1044655338926131_8853995863574483041_o

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まーとさん、ご住職よりも存在感でちゃってます。(笑)

2016年2月1日(月)@福岡教堂(中央区黒門)


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そしていよいよ最終日。いつもと違う雰囲気の本願寺福岡教堂。
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【キャンドルナイトLIVE】でもお馴染みの【BAROQUE】サンにお願いし現代的な華をお供え。
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昨年のCNL’15でも好評だったモクモクとキノコ雲のようなカスミ草。
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アクリル台に乗った200本のカスミ草は、まるで宙に浮いているかのようです。
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本番前、最後のリハーサル。
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まーとさんは、ほんと雰囲気がある方ですネ。DSC00042
PM 7:00ー OPEN。
ココからは再び、写真家 上田圭介サンの写真でー
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PM 7:30ー 福岡教堂での安穏LIVEが遂にスタート。
冒頭には、この度の「安穏LIVE」で会所を担当された各お寺のご住職によるご挨拶。
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オープニングはバロンさんからー
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若い人たちの、沢山の笑顔ー12657230_1045194255538906_4646487036547118813_o

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第一部の終了後には、一心寺ご住職より『安穏交流プロジェクト』の活動の経過とおはなし。
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そして第二部の始まり、DSC00225
各お寺で大盛り上がりだったキョンシー。(笑)DSC00230
キョンシーが増殖です(笑)
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12615538_1045194348872230_5663863671673635810_o子どもからお年寄りまで、たくさんの笑顔にあふれた、安穏LIVEツアーでしたー12633487_1045194488872216_1674281742599617241_o

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今回のお寺ツアーを行う中で、たくさんの方から『なんで西林寺の名前がないの?』と言われました(笑)

確かに企画させていただきながらも、入っていません。(笑)
西林寺では春の『花まつり』、秋の『キャンドルナイトLIVE』とある程度形が確立されたので、
さらに西林寺でLIVEを行うというよりも、今度は良いご縁や事例・アイデアを、
同じ志あるお寺さんで共有したいと考えました。・・・何もLIVEばかりをしたいわけではないのです(笑)

我がお寺だけの活性化では意味がない。今は全体の活性化のお役に少しでも立てればと思っています。
良いものはどんどん共有化し、苦手とする部分を補い合い、一緒に盛り上げていけたらと思ってます。12593623_1045194632205535_2128142968711820460_o
大きな組織ではなかなか動けなくても、同じ志も持った有志の会であれば、
迅速に思いをカタチにすることができる、・・・そんなことを思いました。

今回の安穏LIVE最終日は、本願寺福岡教堂では異例の開催でもありました。

この開催にあたり、お寺側としては賛否両論のご意見もあったかと思います。
しかし、今子どもや若い人たちの仏縁が遠のいている現実に対して、危機感を持って行動を起こす、、

・・・机上の空論より、想いを形に、行動に移すことがこれから大切なことであり、
『子ども若者ごえんづくり』の取り組みがこれから全国で展開されていく中で、
例えそれが大きな組織でなくとも、小さな点と点が結ばれれば、やがて大きなうねりになるという、、

そういったひとつの形を、行動でもってご提案することがみんなでできたのではと思っています。

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計6ヶ寺で行われた安穏LIVEツアー。
4日間で延べ243名(大人のみ)の方にお越しいただきました。
普段からお寺にご縁のある方も、そうでない方も、沢山の方にお集まりいただきました。

今回のLIVEツアーのために作った「手ぬぐい」、
プラスで頂戴した「お気持ち」は27092円となりました。

こちらは今後、東北の子どもたちホームステイ事業の活動支援費として大事に使わせていただきます。

安穏LIVEは、これからも形を変え、変化をしながら継続されて行くと思います。
また是非次回のご縁もいらして下さい!!

今回の開催にあたり、アーティストの皆さま、
会所をお引き受け頂いた各寺院関係者の皆さま、本当にお疲れさまでした。

子ども若者ご縁づくり推進委員会 presents安穏LIVE』〜お寺で音を楽しむ vol.1

無事フィナーレです!