先日は春日市のお寺さんで組の僧侶研修会でした。
非常に身の引き締まる、そして大変勉強になった研修会でした。
ある資料のアンケートの中に、
「仏教やお寺に対して良いイメージをもっているか?」という問いに対して、
仏教には90%の人が好感を持っているのに対し、お寺には20%、僧侶には15%の人しか
好感を持っていない、との大変厳しい資料がありました。
その中で現在のお寺の取り巻く状況は、「仏教の危機」ではなく、
「寺や僧侶の危機」であり、仏教が人々に受け入れられる余地は十分あるとー
これが今の現実であり、我々はそんな現状を真摯に受け止め、
今後どう危機感を持って日々の法務に取り組んでいくのか、
そんなことを改めて考えさせられました。
自分自身においても、日々問題意識を持って取り組んでいるつもりですが、
改めて、自覚と危機感、緊張感をもつことの大事さを再確認した実りある研修会でした。