日記帳

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お彼岸。

今日は少し肌寒い朝でした。
福岡は何事もなく、台風はそのまま過ぎ去っていきましたが、
全国で見れば大変な被害も出ています。皆さま、お変わりありませんでしょうか?
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お寺では9月19日よりお彼岸参りが始まりました。

お彼岸は年に2回、春と秋にありますが、
いずれもお中日(春分の日/秋分の日)を中心に前後3日の一週間が「お彼岸」です。

ですので、今年秋のお彼岸は9月22日が「秋分の日」ですから、9月19〜25日迄となります。

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今日、境内を見てみると、鐘楼堂の下に「彼岸花」が咲いていました。

…本当に不思議です。

お彼岸の時期になると急に咲き出して、彼岸が終わると同時に散っていく花、、。


彼岸花は以前にも書きましたが、「曼珠沙華(マンジュシャゲ)」とも呼ばれています。
マンジュシャゲとは、インドのサンスクリット語の「マンジュシャカ」の音訳。

『法華経』というお経典の中にも出ており、この花は天が降らせる花、
この花を見る者はおのずから悪業を離れる天界の花とされ、仏法を讃える花とされています。

毎年お彼岸を前に必ず咲く花。この花のおかげで、お彼岸がくることを気づかされますー

私達は毎日慌ただしく生活をしていますと、手を合わせることもおろそかになってしまいます。

「忙しい」とは「心」が「亡くなる」と書きますが、
だからこそ「お彼岸」をご縁に、お寺で心をリセットしてはいかがでしょう?
あるいは、忙しい現代社会だからこそ、心にサプリメント(仏さまのおはなし)をいかがでしょう?

西林寺 彼岸法要:
9月26日(月)午後1:30〜/午後7:30〜

9月27日(火)午後1:30〜

那珂組 寂静寺ご住職、佐々木龍明師をお招きし、彼岸法要がつとまります。

お参りに来られたことがない方のために法要の大まかな流れをご説明しますと、

午後1時半より勤行「仏説阿弥陀経」(夜は午後7時半より「らいはいのうた」)をお勤めします。
休憩後、ご法話をいただき、最後に恩徳讃を唱和して終えます。時間にして2時間程度です。

お参りにお越しの際は、どうぞお念珠を持ちになってお参り下さい。
また、お経本をお持ちの方はぜひご持参下さい。お持ちでない方はお寺にもございます。

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お彼岸は先立ていかれた懐かしい方々をしのびながら、
この私自身が仏法に出遭っていく、仏さまのおはなしを聞いていく大切な法要です。

初めての方、日々お忙しい方も、ぜひお彼岸法要へお参り下さい!