2017年2月10日(土)~2月11日(日)の2日間、
有志の僧侶が集まり、
「震災支援チャリティ」 × 「子ども若者ご縁づくり」、
【 安穏LIVE 】
ー 穏やかな気持ちで、つながり、寄り添い、楽しむ2日間 ー
を開催しました。
出演|サキタハヂメ+山下憲治 /BARON/zerokichi
これから宗門の「大きなが流れ」となる『子ども・若者ご縁づくり』。
これを機縁とし、その具体的な実践活動の一環として、福岡教区有志の僧侶が集い、
これまでに行ってきた東北震災支援「安穏交流プロジェクト」×「子ども若者ご縁づくり」の
共同プロジェクトとして開催してきた【安穏LIVE】。今年は二日間で行われました。
2017年2月10日(土)@ミリカローデン(那珂川町)
安穏LIVE第1日目ー
初日は那珂組有志のお寺が集まっての開催。
会場には、2011年からの続けている、東北の子ども達を福岡の各お寺にホームステイしてもらう事業
『安穏交流プロジェクト』のこれまでの歩みを写真にて展示。
【おてらんち】を主催する白垣 寛子氏のおやつも登場。
安穏LIVEグッズとして、毎年恒例の手ぬぐい1000円。
経費を差しのぞいた収益は全て東北支援「安穏交流プロジェクト」の活動費として充当される。
安穏LIVEのマスコットキャラクターをあしらった『ツアー手ぬぐい』、今年も登場。
ちなみにマスコットの頭は「本堂の屋根」、鼻は「お寺の鐘」、目は「月」をイメージ。
今年のアーティストはノコギリ奏者のサキタハジメ氏とあって、
マスコットキャラは、お念珠やギターの他にノコギリまで持っているというこだわりよう(笑)
pm18:00 –
安穏LIVEの代表、寂静寺ご住職がごあいさつ
その後、以前夕方のTVニュースで取り上げていただいた、
『安穏交流プロジェクト』の取り組みをスクリーンでご紹介。
このイベントの趣旨の根底を、映像でお伝えする。
今年、東北震災から7回忌にあたることから、まずは、那珂組若手僧侶による読経。
その後、那珂組 真教寺ご住職 井上浄英師による一口ご法話をいただきます。
単なるライブイベントではなく、
こうした「お経」の声や「仏さまのおはなし」を聞くことも安穏LIVEの特徴です。
一連の法要の部を終えると、BARONサン&Zerokichiサンの登場です。
いよいよLIVEの開始ー
BARON[ヴォードビリアン、シンガーソングライター、役者]:
学生時代にオーストラリア・メルボルンで出会ったストリートミュージシャンや大道芸人、劇場のスタンダップコメディアンに魅せられて芸人を志す。上京後、様々なアーティストとの共演を経て現在のヴォードビルスタイルに。ウクレレにダービーハット、タップシューズを履き、東京を中心に全国各地、ときに海外でも活動中。
2014年夏カナダ・モントリオール「Voix de Ville」(優勝)2015年6月カナダ・モントリール フリンジフェスティバル 最優秀振り付け賞ノミネート。
zerokichi[ゼロキチ]:
ウクレレを相棒に福岡を拠点としカフェやギャラリー、酒蔵、旅館、寺院などで活動中。ウクレレインストのソロ演奏はオリジナルからカバーまでウクレレ一本で季節や風景を音で描く。2014年よりギタリスト西村周平とのデュオCYLVAC(シルバック)での活動も開始。またウクレカレーや火曜ウクレレ劇場などのイベントやミュージシャンのツアーサポートも手掛ける。
子ども達も前に出てきて大ハシャギ。…これも安穏LIVEならではの光景。
前半のLIVEで興奮のおさまらない文ちゃんは、ママの背中でキャッキャッ!(笑)
そして第二部へ。
ノコギリ奏者、サキタハヂメ&山下憲治 LIVE
サキタハヂメ[ノコギリ奏者]:
71、大阪生まれ。’91、のこぎり演奏の第一人者、都家歌六氏の舞台を見て感動、その滑稽なスタイルから来る「笑い」と、哀愁を帯びた音色の「泣き」に他の楽器にはない心の振れを見い出す。その後独学で習得し、’97、米・サンタクルズで開催のミュージカルソウ・フェスティバルで優勝。その後も国内外を問わず活動。アコースティック・デュオ「はじめにきよし」のギタリストとしても活動、4枚のCDをリリース。その独特な「鼻唄風景ミュージック」は幅広い層にアピールし、CMやTVの音楽等を多数担当。’03公開の映画「ぼくんち」(阪本順治監督)の音楽を担当。日本のこぎり音楽協会関西支部長。
山下 憲治「ピアノ]:
山口県生まれ。4歳よりピアノを始める。
学生時代にコンピューターによる音楽制作も始める。故・藤田まことや元『憂歌団』花岡献治など多数の歌手やアーティストに加え、TV番組等のサポートメンバーとしても力を注ぐ。宝塚歌劇団や芝居などの演劇舞台やディナーショーで演奏するほか、お寺などで行われるイベント等に出演。
ドラマ&映画「妖怪人間ベム」や日本テレビ24時間テレビドラマ「車イスで僕は空を飛ぶ」「ドラマ・ど根性ガエル」録音に参加。作曲・編曲家としては、毎日放送50周年記念番組や皇室アルバムなど、テレビ・ラジオ番組のテーマ曲やジングルや多数のアーティストの楽曲も手掛ける。
ノコギリの演奏法を、かぶりつきで耳を傾ける男のコ。(笑)
ノコギリを引くことで生まれるまさかの音色、、
宇宙から降り注ぐような不思議な音色に場内釘付けに、、
最後はBARON&Zerokichiサンも加わってフィナーレ。
雪がチラつく寒い中、200名もの方にお集まりいただき、
子どもからお年寄りの方まで、沢山の笑顔包まれた安穏ライブの初日でした。