2017年6月2日(金)am11:00−
本日は西林寺にて、「組」29ヶ寺の婦人会代表の皆さん120名が集まる、
組仏教婦人会総会が西林寺で行われました。
冒頭、組長(そちょう)さんのご挨拶の中で、江戸の俳人 小林一茶の句を紹介されました、
『 かたつむり どこで死んでも 我が家かな 』
今の時代、なかなか我が家でいのちを終えるということは難しい時代になりました。
できれば我が家でこのいのちを終えたい、・・・誰しもが思うものです。
我が家の中にいることはホッと心が落ち着くもの、
そのなかでカタツムリはいつでもが「我が家」の中です。
カタツムリは、どこで命終わろうともそこが我が家なので何の心配もいりません。
・・・浄土真宗のみ教えに生きる私たちは、いつでも、どこでも、
どんないのちの終え方をしようとも、阿弥陀さまの救いの中。
常に私のそばに寄り添い続けてくださる阿弥陀さまの御慈悲の中で、
私たちは生かされているんだなぁ、、と、味わせていただきました。
・・・そう思うと私自身が、「我が家」を背負うカタツムリと同じようにも思えてきますし、
梅雨のこれからの季節に目にするカタツムリが愛らしく感じてきます(笑)