本堂はたちまちお参りの方でいっぱいに。
午後1時、法要30分前ー
はじめに、寺族・総代関係役員で納骨堂にて讃仏偈のお参り。
法要開始10分前、本堂はすでに満堂。
前々日に準備した220脚の椅子でも足らず、急遽屋外用のパイプ椅子も本堂に上げて使用。
本当に嬉しく、ありがたい悲鳴です。
今回は新納骨堂の落慶法要とあって、新規にご門徒になられて初めてお参りに来られた方、
あるいはご門徒の方でも、初めて「法要」にお参りされる方が半数以上。
空いているお席は最前列のみ…(笑)
お参りの方の中には、ご両親やおじいちゃん、おばあちゃんに連れられたお子さんの姿もー
午後1時半ー喚鐘の鐘が鳴り、雅楽の音色にのせて入堂。
『西林寺新納骨堂落成慶讃法要』が始まりました。
「三奉請」から「表白」、そしてお参りの方々みんなで「正信念仏偈」のおつとめ。
・・・本来であれば落慶法要の場合、いつもとは違うおつとめで法要を勤めるのですが、
今回初めてご門徒になられた方、初めて法要に来られた方々も一緒におつとめできるよう、
敢えて普段通りの「正信念仏偈」のお参りでした。おばあちゃんと一緒にお参りする様子は何とも愛らしく、有り難い。
今日、こうしておばあちゃんと一緒にお参りしたことを、大人になっても覚えていてくれたら、、「ポケモン」のオリジナル経本カバーでお参りする子ども。(笑)
納骨堂建設にあたってご尽力いただいた業者さんへ、門徒総代から感謝状の贈呈。
最後に、早良組 一乗寺ご住職 泉谷芳英師にご法話を戴きました。
泉谷先生には今年11月の西林寺報恩講法要でもご法話をいただきます。
こうして、無事に落成慶讃法要をつとめさせていただきました。
今回は納骨堂へご加入していただいた方へのご案内でしたので、
初めて法要にお参りされた方が半数以上でした。
今回のご縁を良い機会とされて、お寺の法要や諸行事等、気軽に足を運んで頂きたいです。
このご縁が「最初で最後」とならないよう、私たち自身も働きかけなど努力していかなければと思っています。
これからより一層気を引き締めて、日々の法務に取り組んでいきたいと思います。
今回の法要にあたり、西林寺の総代・お世話人、婦人会、関係者の皆さま、
そしてご来寺いただいたみなさまには心から感謝致します。
本当にありがとうございました。
Photo by TETSUYA KATSUGE