2015総括。

2015/12/31

あと数時間で2015年が終わりを告げようとしています。
今年は本当に沢山の重要な諸行事、問題に取り組んだ一年でした。

当山では『情報発信の見直し』をテーマに掲げ、一年間の準備期間を経て、
今年２月にウェブサイトの開設、そして年間使い切りの西林寺リーフレットが完成しました

西林寺での一年間の行事を日付入りで記載し、それをつとめる意味や内容も加えて製作。

これらによって、これまでハガキで各ご門徒の代表者の方にしか届かなかったお寺の情報を､
お墓や納骨堂にお参りに来られた方々､あるいはご法事で来寺された方などにも、
幅広くお寺の活動・情報を知ってもらえるきっかけとなりました。

有り難いことに今年は永代経法要、彼岸法要、報恩講法要すべてにおいてお参りの方の数が増加。
特に夜の御座は、これまで９〜１３名と極端に少なくなっていましたが、
今年は三大法要共に夜の御座は平均２０名以上と倍に。･･･本当に有り難いことでした。

今年はご家族連れの方でのお参りや､「はなまつり」や「CNL」、「ヨガ」をきっかけに、
法要へ来られた若い方もいらっしゃいました。新しい「可能性」を感じた一年でもありました。

また、今年はお寺のロゴマークも完成。これから色んな場面で応用・活用ができるのではと思っています。

今年一年間の活動を思い起こせば、本当に色んな事がありました。
まさに全力疾走で駆け抜けた一年でした。

2015年３月、

【西林寺新納骨堂】が無事に完成し、

３月８日（日）、西林寺新納骨堂落慶慶讃法要。
本当に沢山の方がお参りに来られました。

４月12日（日）には、『西林寺はなまつりーお寺マルシェ３』。

日本の八重桜とカンボジアの伝統舞踊ー
お釈迦さまのお誕生のお祝いとして、チャン・スレイリアさんにも踊っていただきました。

毎月２度行ってきた『テラYOGA』も一年が経ちすっかり定着、

５月の『西林寺落語会』も大盛況でした。

同じく５月には『仏前結婚式』の司婚者という大役を仰せつかり、、

『親鸞聖人お誕生のつどい』では、婦人会のみなさんでご法話をお聴聞し、楽しく歌い､踊りました。

また、様々な行事や西林寺の総会等の合間を縫って、部長を務める『那珂組キッズサンガ』の夏のサマースクール、
沖縄旅行の下見へ、一泊二日の弾丸下見。（笑）

６月には、勤式指導所時代の同期会で結成したJSR（※浄土真宗蓮聲会略）で、
” 活動10周年 ”となるカンボジア訪問。

JSRでも、各お寺の浄財やお預かりしてきた御寄付によって、井戸建設プロジェクトを支えています。

カンボジアでのJSR 活動１０周年を記念したスペシャル井戸プレート（笑）
みんなでこの村を応援しています。

カンボジアから帰国後、福岡教区の有志のお寺で取り組む『安穏交流プロジェクト』の準備。
毎年､東北の子ども達を夏休みに福岡のお寺へ招き、ホームステイを行っています。
このプロジェクトの参加者の保護者の方へ、事前説明会に福島・郡山市へ。

７月11日には、組の門徒推●員・一日研修会の講師として、３時間の「正信念仏偈」のお稽古。

７月25日（土）、戦後70年ということで『平和』をキーワードにお寺でキッズサンガ､
『こどもキャンドルナイト’15』を開催。

日本とカンボジアの子ども達の『平和』がもたらす生活の違いや環境について考えるワークショップを行いました。

毎年定員30組限定で行っていますが､今年は詳細の一斉告知を前に、すでに「34組」の参加ご希望があり…
結局、一斉告知もできないまま募集定員になっていまうという、、嬉しい悲鳴と同時に、ご参加されたかった方には大変ご迷惑をおかけしてしまいました。

・・・今年の反省を踏まえ、来年は新たな試みも考えています。

『こどもキャンドルナイト』を終えた２日後、
『那珂組キッズサンガ・サマースクール』の引率で沖縄へ。
戦後７０年ということを踏まえ、今回は平和学習を兼ね、那珂組では２０年ぶりとなる沖縄旅行を計画。

子ども達はエメラルドビーチで大ハシャギ。
今年はこのサマースクールに、東北の子ども達もご招待。
「安穏交流プロジェクト」と連動し、那珂組では沖縄を舞台に、福岡×東北の子ども達同士交流も行いました。

８月、月の半分が通夜／葬儀という、、近年記憶にないほど大変だった月。
気の遠くなるほど忙しかったお盆も無事に終わり､
８月22日から今度はキャンドルナイトのスタッフで二年ぶりとなるカンボジア訪問。
昨年の『キャンドルナイトLIVE’14』の収益を、スタッフで直接届けに行きました。

昨年製作した『愛センター・オフィシャルトートバック』は、
愛センターの全校生徒１４０名全員に、スクールバックとしてCNLの収益から寄贈し、

『サムボー村井戸建設プロジェクト』では三年間で２０基目が現在建設中です。

村の村長さんはじめ、学校の校長先生や長老方との交流を通して、
この村の問題点や井戸の今後など、様々な課題が見えてきました。

９月、お彼岸と、彼岸法要を無事に終えると、

再び『仏前結婚式』の司婚者を仰せつかり、大変ありがたいご縁と経験をさせていただきました。

１０月になると、いよいよキャンドルナイトLIVEの準備も大詰めを迎え、竹を切り出しに古賀の山へー

１１月、浄土真宗において最も大事な法要、宗祖親鸞聖人のご遺徳を偲ぶ報恩講法要を厳修。

今年も無事に、有り難く務めさせていただきました。

その１０日後には『キャンドルナイトLIVE’15』、２５０名もの方にご来場いただき、今年も大盛況の内に終えることができました。