2020年2月13日(木)、今日は西林寺婦人会 定例会。
ご講師は、外部講師として【 児童養護施設 福岡育児院 】施設長の蓑原朋子さんをお招きし、
入所する子ども達の背景や施設のおかれる現状について、お話を伺いました。
浄土真宗本願寺派においては、宗門をあげて、より多く人や寺院が参画できる取り組みとして
『 貧困の克服に向けて〜 Dana for World Peace 』と銘打った重点プロジェクトに力を入れています。
お釈迦さま以来、仏教が大切にしてきた「布施」の精神をもとに、
できることからはじめよう、という取り組みですー
・・・とはいえ、すでに西林寺においては、
カンボジアでの取り組みを中心とした活動を行っており、、
そのような取り組みは「自発的」で「問題意識が生まれた時に」行うことが大事であって、、
…と、宗門における重点プロジェクトが発表された際、正直懐疑的な思いもありました。
しかし、やはり大事なことは、この実践目標が生まれたことを機に、
それぞれが無理をしない程度にできることを考えることが大事でもあります。
そこで、今回お招きしたのは、
以前から西林寺の納骨堂のお供え物(ジュースやお茶、お菓子など)を、
ほとけさまのお下がり物として届けていた【福岡育児院】の施設長 蓑原朋子さんです。
これまで応援させてもらってきた育児院さんですが、
恥ずかしながら施設を詳しく理解していない部分も多々ありました。
今回は、宗門における重点プロジェクトをご縁として、
まずは西林寺婦人会の皆さんと支援先の現状を知るということを大事にしたいと、
このような機会を設けました。
蓑原施設長さんのお話しを通して、
入所している子ども達の背景や今おかれている施設の現状などを伺いました。
私たちの応援先がどんなところなのかー
皆さんと共有しながら、まずは「知る」と言うこと。
そして私たちに何ができるのか?考える良い機会となりました。
私たちにできることー
今回のお話しを伺った上で、今週末2月16日(日)、
育児院の食堂にてミシュラン掲載店のシェフを中心したNPO団体
【博多ミラベル21】さんとCNLコラボ企画、
『 Future Treasure 』なる子ども食堂を行います!
一流シェフの皆さんによるフレンチやイタリアンに合わせる飲み物は、
西林寺納骨堂のお供え物のお下がりものです!(笑)
この企画に愛和外語学院の外国人留学生も参加が決定。
そして我らがトゥクトゥクも施設校庭を駆け巡ります!
無理ない範囲で、
自分たちにできる事を行ってきたいと思います。
とても楽しみです!