2023年3月11日(土)、【 吉塚市場リトルアジアマーケット 】の『 吉塚御堂 』において、
ミャンマー、カンボジア、ベトナム仏教徒の皆さんと共に『 開眼二周年法要 』をおつとめしました。
吉塚御堂 二周年法要
初めにミャンマー僧パンティータさんによるパーリ語のおつとめ。
チョウゼヤさんもわざわざ飛行機に乗って、東京からお参りに来られました。
ミャンマー僧の読経を合掌しながら聴くカンボジア人仏教徒の皆さん。
前住職も一緒に法要に参加してくれました。
ついで、我々浄土真宗僧侶による読経。三帰依文のあと、表白、讃仏偈のをおつとめ。
続いて、現地カンボジアより、zoomでカンボジア僧によるおつとめです。
現地からの僧侶の言葉をカンボジア人ボレイくんが通訳してくれました。
最後は、ベトナム人仏教徒の皆さんによる仏教讃歌です。
ベトナムの仏教讃歌を、ミャンマー僧、カンボジア人、日本人、、みんなが合掌し聴き入っていました。
それぞれの仏教文化を尊重し合う姿は何より美しく、尊い光景でした。
お勤め終了後、ごあいさつ
おつとめ終了後、吉塚商店街組合長の河津善博氏によるごあいさつ。
僭越ながら私も少しおはなしをー
今日は3月11日。日本において、今日は特別な一日です。
東日本大震災のによって、多くのいのちが失われました。
またこの一年間に、遠くウクライナの地で、皆さんの母国ミャンマーでは、戦争や内戦によって多くの尊いいのちが奪われました。
これまでに亡くなられたすべての方へ、黙祷をおこないました。
その後、この市場の共生理念の根本にあるお釈迦さまのことば、「自他一如」のおはなしをさせてもらいました。
ジャパニーズクールのピカチュウの絵を添えて(笑) 皆さんがニコニコ笑顔になって聞いていただいたのがよかったです。
おはなしは、ミャンマー語、カンボジア語、ベトナム語と、同時に3カ国語通訳で。
…なんだかすごい光景でした。(笑)
最後はミャンマー僧のパンティーダ師が日本語でごあいさつを締めて下さいました。
終了後、お釈迦様へ捧げる伝統舞踊
PM11:45、法要終了後、ミャンマー人によるお釈迦さまへ捧げる伝統舞踊を披露。
年齢や国籍も関係なく、みんな笑顔で舞踊を見守る姿は本当に素敵でした。
続いて、ミャンマー三人娘によるダンス。
とってもあたたかで素敵なダンスでした。