日記帳

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ミャンマーのフルムーンデイ。

2023年10月29日(日)、一日の法務を終えた後、夜は吉塚御堂へ。

今日はミャンマーのフルムーンデイ。

福岡県内外からミャンマー人が集まっていて、一緒にお参りして欲しいとのことで行ってきました。

ミャンマーでは毎年満月からの3日間が「Full Moon Day」(火祭り)という仏教行事の祭日。

長かった梅雨の終わり(ミャンマーの梅雨明けは10月)、満月の日から三日間が連休とのこと。
陽が落ちる頃、福岡県や佐賀県に住むミャンマー人が続々と集合しはじめ、一緒にお釈迦さまの前で三帰依文をおつとめしました。

フルムーンデイ

ミャンマーでは、お釈迦様が一年に一度この三日間に、お浄土からこの世に帰ってこられる日だそうで、天からお釈迦様をお迎えするため、その足元を照らすという意味で、寺院にろうそくを灯してお祝いするのだそうです。日本のお盆に近い感覚。

この時期、子供達や若者は、日頃お世話になっている目上の方や先生、親戚等にお礼としてプレゼントを差し上げ、一緒にお釈迦様にお参りをする習慣があるのだそう。
また、子どもたちは親や先生にお参りすると、お小遣いをもらえる習慣もあるのだとか。

せっかくのご縁でしたので、少しだけお盆のご法話をさせていただきました。

今日のご縁では、ミャンマー人のみならず、ベトナム仏教徒の女の子達も、日本の方々も一緒にお参りに来られていました。

このお御堂は、どこの国や宗派にも属さない、仏教徒の皆さんが集る場所。
助け合いや、分かち合い、悲しみもよろこびもみんなで分かち合う場所です。

共生と共修を育む場所として、皆さんの心の支えとなる場になりつつあるようでした。