2016年1月14〜16日迄、京都・本願寺にて雅楽を奏じる讃嘆衆として、
今年も有り難く『御正忌報恩講法要』をおつとめさせていただきました。
14日の晩から京都では雪が積もりだし、、
本当に寒い、、御正忌らしい御正忌となりました。
雪化粧を施された本願寺ー
もう何年とお参りさせてもらってますが、ここまで雪が積もっての御正忌も珍しいですね。
報恩講は、親鸞聖人のご遺徳を偲び、そのご苦労を通じて、阿弥陀如来のご本願を味わわせていただく法要です。
御正忌報恩講は毎年1月9〜16日迄ご本山でつとまり、全国から多くのご門徒方がお参りに来られます。
私も16日まで、讃嘆衆としてお参りさせてもらいました。
讃嘆衆とは、法要の際に雅楽を奏じる楽人であり、声明(お経に節のついたもの)の先導役として、
大きな声で法要を引っ張っていく、そんなお役目を担うところです。
16日、無事にご満座を迎えて外へ出ると、境内は吹雪いていました…
こんなご満座の迎え方も10数年、毎年お参りさせてもらってますが初めてのことでした。
それにしても、毎年背筋が伸びるというか、
ここでまた初心に戻って、「今年一年を走り切るぞ!」という、
新たな気持ちにさせてもらえる場所でもあります。
また自坊へ帰って、明日からの法務を一生懸命行っていきたい。