4月12日(日)『はなまつり~お寺マルシェ3』当日。
仏教ではお釈迦さまのお誕生の日を『 灌仏会(かんぶつえ)』や『 はなまつり 』といい、
4月8日の前後には各地のお寺で大なり小なり、お釈迦さまの誕生のお祝いをしますー
西林寺では、毎年4月8日に婦人会による甘茶とぜんざいのお接待をさせていただいてますが、
このご縁をもっとたくさんの方に触れていただけたらと、2年前から拡大して行うようになりました。
前日の天気予報では雨は50%となっていたけれど、、・・・なんとか晴れのち曇りでおさまった。
am10:00 OPENー
午前中から沢山の方に来ていただきました。
お寺の門をくぐると、お釈迦さまの方からお出迎え。
子ども達は、お釈迦さまの像に甘茶をかけていきます。
今から2500年以上も昔ー
お釈迦さまはインドのルンビニーという地でお生まれになられ、
当時の事を、様々な奇跡をもって今に伝えられていますー
お釈迦さまは、生まれてすぐに東西南北の四方に七歩歩まれて、
右手を天に、左手を地に、『天上天下唯我独尊』と仰られたといわれています。
この言葉は、「自分が一番偉いんだ!」という意味に捉えられがちですが、
実はそうではなく、『天上天下広しといえども、どれ一つとして無駄ないのちなどない。
いのちは皆それぞれに、等しく尊いものであるー』と仰られたことばなのです。
・・・その際、二頭の龍が現れ、甘露の雨を降らせて産湯にしたー
そんな伝承に由来しており、現在でも「はなまつり」の日にはこうして、
「甘茶をかける」、「甘茶をいただく」という習慣が生まれました。
さて、その「甘茶」の味は、、お茶なのですが飲んだ後、ほんのり甘い味がします。
原料はアマチャ( ユキノシタ科の落葉低木ガクアジサイの変種 )。
・・・ちなみに、生薬としては、抗アレルギー作用、歯周病に効果を有するそう。(
「初めて飲んだ!」という若い方も沢山いました。
なぜか子ども達に大人気。 お変わりにやって来る子ども達多数。(笑)
さて、今日の「西林寺はなまつり」のスケジュール :
AM 10:00 – フリーマーケット開始
AM 11:00 – カンボジア・アプサラダンス
AM 12:30 – ちんどん鈴乃屋 境内パフォーマンス(20〜30分)
AM 1:00 – 本堂にておつとめ(10分)〜 副住職あいさつ(10分)〜井上浄英師青空法話(20分)
PM 2:30 – ちんどん鈴乃屋 境内パフォーマンス(20分)
PM 3:00 – 逆瀬川剛史LIVE〜アトリエブラヴォ ライブペインティング
PM 4:30 – 終 了
野上祥成氏の革小物店【Fleur de lis】ー
イタリア最高級レザー・ブッテーロを惜しげもなく使ったアイテムは、価格以上クオリティ。
私も彼が作ってくれた財布やパスポートケースなど、使わせてもらってます。
使い込むほどに鈍い光りを放ち、味わい深くなっていきます。
作品の中には、昨年【CANDLE NIGHT LIVE】とコラボした名刺入れやコインケースも。
さらに、昨年の「はなまつり」で来ていただいた消しゴムはんこ・ユニット
【諸行無常ズ】麻田氏とのコラボグッズも登場。「はなまつり」にちなみ、お釈迦さまレザーしおり(!)
2年ぶりの出店となった【もくもく堂】さん。
福岡市内で活動されている木彫り作家 川部賢氏のお店。
すべてご自身が作った作品という、何とも愛らしいストラップが所狭しと並ぶ。
購入の方には、手彫りで名前を刻むサービス(!)
吉塚から世界へ発信するプロダクトデザイナー 坂下和長氏のお店【PORT】。
彼の作品の中のひとつが、先日ドイツのred dot award 2015を受賞。
また4月上旬、無印良品キャナルシティ店で行われた彼のトーク・イベントでは、
「吉塚」の、人と人とのつながりや伝統行事などのことを紹介してくれていました。
我が街「吉塚」を代表するお店です。
こちらは、【NEU+STYLE】の雑貨店。
ウォールナットやチークなどの無垢材で作られたオシャレアイテム。
家具職人 山口康識氏がつくる作品はどれも普遍的で、使い込むほどに味わい深くなるものばかり。
先日も新納骨堂の椅子を制作していただき、大変お世話になりました(笑)
お父さんが席を外している間、店番を任された娘ちゃん(笑)
・・・手前のウォールナットの一枚まな板、、素敵すぎる、、。
カンボジア料理屋【シェムリアップ】さんは、今年は「飲食」ではなく「雑貨」屋さんで。
カンボジアの黒湖沼は香り高いことで世界的にも有名。
今日のお釈迦さまお誕生のつどいに、
同じ仏教国で福岡在住のカンボジア人たちがたくさん駆け付けてくれました。
一方、相変わらず地元のキッズ女子や、ママさん達に人気だったのが
【Boutique ChocoChoco】。手造りのキッズ用ヘアバンドや指輪など女子アイテム多数。
子どもたちはこのお店を拠点に、ママからお小遣いをもらってお買い物に。
今年の『LIVEペインティング』でもお世話になった【アトリエブラヴォ】さんブース。
今年は「缶バッチづくり」ブースまで(!)子ども達に人気。楽しそうに絵を塗り塗り。
最後に出来上がったモノを缶にプレスすると・・・
これぞアート(!)
アトリエブラヴォのアーティスト、「仏マニア」の小林さん。
二年前にの「はなまつり」でライブペインティングを行ってもらいました。
小林さん、お釈迦さまと一緒に「天上天下唯我独尊」のポーズ。
一方、飲食ブースでは4月8日のはなまつりに引きつづき、
【社会福祉柚の木学園】さん。今回はポップコーン!相変わらず子ども達に大人気。
吉塚にOPENしてもうすぐ1周年になる【Kichi-Kichi】ブース。
「吉塚」を発信していく上で、これから欠かせないお店になるでしょう。
そのお隣は、我らが西林寺婦人会によるお店。
博多のおばちゃん達が作る美味しい「からあげ」「お赤飯」「豚汁」のお店。
今や ” 鉄板 ” となった『西林寺からあげ』は相変わらず飛ぶような売れ行き。
あっという間に完売。(汗)さすがです。
・・・そして忘れた頃に、志賀島からやって来たこのお方、、。
すでにどのお店もOPENしていますが、慌てず、まずはお釈迦さまに甘茶かけ。
【CANDLE NIGHT LIVE】のアウトレットと共に ” すきま産業 ” 的お店をOPEN。
志賀島・ショップヒロで扱う地元特産のおつまみの「イワシ」に「茎わかめ」、
「黒ポン酢」、そして大人気「さざえ飯」を厳選ラインナップ。
・・・一番遅くにやって来て、ササッと売りさばき、あっという間に完売させて帰って行きました。
玄界灘の潮風のような男。
また、今年は個性豊かな地元人気作家さんで構成された【お寺マーケット】ブースも初お目見え。
【空のパン】(パン)
【Petit gateau Tei】(おやつ)
【3LDK】(バック・布小物)
【fluffy】(洋服・布小物)
【miyabi】(布小物)
『一心寺おてらんち』などを手掛け、CNLのスタッフでもある
【forrest】白垣寛子サンがディレクションするチーム【お寺マーケット】。
現在、那珂組の各寺院にてフリーマーケットを巡回・開催中。
次回は7月、博多駅南の養行寺さんで開催だそうです。 主婦層に圧倒的な人気を持つ作家集団です。
その中において、とりわけ人気が高いのが【空のパン】。
「空のパンはすぐに完売してしまう…」とウワサには聞いていましたが、まさにウワサ通り。
私も何とかゲットできましたが、それらのパンのどれもが凝っていて美味しいパンばかりでした。
写真を撮れなかったのが残念。迷彩や蛍光色など、トレンドも反映された優しい小物がいっぱい。・・・どれもが目を奪われるような、クオリティの高い作品ばかりでした。
そして11:00ー
境内にて、アトラクションの始まりです。
カンボジア伝統音楽が流れる中、本堂から出てこられてのは・・・
!!!
( 次回へつづく・・・ )