2026年8月19日(木)、宇城市小川町へ。
小川町は今回の地震によって、家屋の倒壊、道路の損壊に加え、特に地盤そのものが大きく変容したした地域の一つと言われています。その小川町にある延福寺さんを訪れました。
活断層の上に位置するお寺の境内は、これまで見たこともないような深い地割れが走り、、
本堂の半分ほどから地盤が1メートル以上も沈下するなど、目を疑うような光景が広がっていました。
延福寺さんとは面識はありませんでしたが、震災直後のSNSにあがってきた延福寺さんの被災状況を拝見し、いてもたってもいられず、失礼を承知で勇気を出して飛び込みで伺いました。
『はじめまして。福岡から参りました西林寺住職の安武と申します。SNS で延福寺さんの状況を拝見し、何か私どもでお手伝いができないかと思い、参りました。』とご挨拶させていただくと、
『福岡の西林寺さん?!もしかしてお寺でアジアのイベントをなさってるお寺さん!?
あー!ウチの門徒が2度ほどキャンドルナイトにお邪魔してますよ。私もブログを拝見したことがありますよ。』とまさかのお言葉(!)
坊守さんまで出てこられて、お二人からお寺の被害状況を伺いながら、本堂や納骨堂を案内して下さいました。
お寺の本堂内は細かな亀裂が入り、本堂自体はパッと見、傾いたりはなさそうですが、よく見ると至る所に細かな亀裂が。
現在は立ち入り禁止となっているため、阿弥陀様もまだ地震当時のまま、横を向かれていました、、
驚きはまさにここでした。
本堂正面から右半分が急激に地盤沈下し、その落差は1m以上…。自然の脅威をただただ思い知らさるばかりでした。
異常としか思えない光景でした。最初の地震から余震を経るにつれ、だんだんと地盤が落ち込んでいったそうです。
新築の納骨堂へ
続いて案内していただいたのは、今年はじめに完成したばかりの納骨堂。
今年1月16日に内覧会を経て、1月末に完成されたばかりとのこと、、。
まだ新築の香りがする素敵な納骨堂の中へ入らせていただくと、入り口から奥のご本尊までのアプローチが捻れたように波打っていました。
専門家の見立てでは、ジャッキで上げれば元の状態に戻せるものの、その費用は家一軒分くらいかかるとのこと…
『 公民館的な役割を果たしていきたい。』
そのような状況において、元々延福寺さんでは子ども食堂を継続して行っておられたことから、地域の皆さんとの協力体制が構築されており、被災直後からお寺で昼・夜と一日二回、お盆を除いて毎日炊き出しをされているそうです。
『お寺が公民館的な役割を果たしていきたい』とご住職。
様々な話を伺いながら、ご住職のお人柄、考え方にとても深い感銘を受けました。
今後西林寺としてもぜひ何か支援をさせていただきたいと思い、色々とお話をさせていただきました。
私達のできる形で、継続した支援の形を模索していきたいと思います。
延福寺ご住職、坊守さま、この度はお忙しいにもかかわらずご面会の時間をいただき、ありがとうございました。
※先日ミャンマー仏教徒のみなさんからお預かりしたご寄付31,000円は、延福寺様へ災害復興支援金としてお渡ししました。


















